NTTドコモ・ベンチャーズがnow.ggに出資、次世代モバイルクラウドが加速

日本の通信業界をリードするNTTドコモ・ベンチャーズが、カリフォルニア州に本社を置くnow.ggに出資したことが発表されました。この出資により、now.ggが展開する次世代モバイルクラウドプラットフォームがさらに進化し、より多くのユーザーに新しいゲーム体験を提供できるようになります。

now.ggの魅力と活用シーン

now.ggは、APKファイルひとつでモバイルゲームをクラウド化し、ブラウザ上で瞬時に遊べる環境を提供します。ユーザーは特別なアプリをダウンロードすることなく、ゲーム専用のURLにアクセスするだけで、どんなデバイスでも即座にプレイ可能です。これにより、PCなどの大画面でも複数のゲームを同時に楽しむことができる新感覚のプレイスタイルが実現されました。

さらに、このサービスは2021年に一部地域で開始され、現在では4,200万人以上のユーザーに支持されています。デイリーの平均プレイ時間も30分を超えるというから、ユーザーの満足度の高さが窺えます。

クラウドレンダリング技術の活用

now.ggのクラウドレンダリング技術「nowCloudOS」は、ゲームデベロッパーがゲームをクラウドに簡単にパブリッシュできる仕組みを提供します。この技術により、デバイス制限から解放されたユーザー層へも快適なゲーム体験が可能になります。また、専用の決済SDKは、従来のアプリストアよりも低い手数料率5%を実現し、ゲームの収益化を大いにサポートします。

NTTドコモとの連携への期待

この度の出資は、NTTドコモが目指すコミュニケーションの豊かさと、now.ggの技術が相互に相乗効果をもたらすことへの期待が込められています。NTTドコモは2022年からブラウザ上で楽しむマルチデバイス型メタバースサービスを展開中であり、ここにnow.ggのクラウド技術を組み合わせることで、新たなエンターテインメントの世界が広がります。

今後は、NTTグループとの連携を進め、ドコモのサービスにおける活用可能性を模索し、新たな価値創造に貢献する取り組みが進められます。これにより、ユーザーはより多彩なコンテンツと新しい体験にアクセスできるようになるでしょう。

まとめ

now.ggがもたらすモバイルクラウドプラットフォームは、ゲーム業界に革新をもたらす可能性を秘めています。そして、NTTドコモ・ベンチャーズの出資により、その進化は加速することが期待されています。これからも、now.ggの公式サイトを通じて最新情報を注視し、新たなエンターテインメントの楽しみ方を体験していきましょう。