未来のおもてなしを体験！大阪で開催されるロボットストリート

ロボット技術が進化を遂げる中、「ロボットストリート」が大阪で開催されます。このイベントは、2016年12月17日から2017年1月21日まで、ATC（アジア太平洋トレードセンター）にて実施され、様々なロボットとの触れ合いを通じて未来のおもてなしが体験できます。イベントは基本的に午前11時から午後6時まで開催されますが、土日祝日には午後8時まで延長されます。ただし、12月28日から31日は休止となり、その他のメンテナンス日も予定されています。

ロボットストリートの魅力

このロボットストリートでは、3種類のロボットが登場し、合計で7体が活躍します。各ロボットはデジタルサイネージと連携し、訪れるお客様に様々な情報を提供するだけでなく、商業施設の誘引にも一役買います。お客様の楽しみを増すために、店頭に配置されたロボットが買い物を盛り上げるなど、新しい形のおもてなしを実現しています。

また、これらのロボットは「ロボットストリート専用」にカスタマイズされており、開発メーカーである株式会社タスカケルが施設ごとに最適なロボットを選定・提案し運用しています。この試みは、利用者の回遊性を高め、商業施設の魅力を高める狙いも持っています。

注目のロボットたち

特に注目されるのが、ATCの免税店横に設置される「ロボットコンシェルジュ」です。このロボットは音声認識や画像認識に優れ、訪日外国人旅行者へのサービスを強化します。言語の壁を越え、ロボットと人間オペレーターが連携しながら、スムーズなコミュニケーションを実現します。たとえば、ロボットが中国語の質問を日本語に翻訳し、オペレーターが日本語で回答すると、ロボットが再度中国語に翻訳して回答する仕組みです。このように、ロボットと人間の協力によって高品質のサービスが提供されています。

さらにエンターテイメント性を加えるために、3体のステージロボットも存在します。これらのロボットは、訪れるお客様を音楽とダンスでお迎えし、「ジングルベル」や「恋するフォーチュンクッキー」など計10曲のパフォーマンスを披露します。

また、ショップロボットはロボマート（特設ショップ）でお客様をお出迎えし、商品案内やレジ対応などで活躍します。インフォメーションロボットも、ATCの情報を日本語と中国語で紹介し、施設内での情報提供に一役買っています。

特別イベントとワークショップ

ロボットストリート開催中の1月14日と15日には、親子向けのワークショップが予定されています。ここではロボットプログラミングやミニ四駆を使った工作体験が提供され、お子様と一緒に楽しい時間を過ごすことができます。

この大阪のATCでの「ロボットストリート」は、未来のおもてなしを感じる一大イベントです。初めて訪れる方でも、家族連れでも楽しめるコンテンツが盛りたくさんですので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

詳しい情報やワークショップの申し込みについては、公式ホームページ（http://robot-street.com）でご確認ください。