空飛ぶ学び舎
2021-12-01 10:00:19
新たな教育プログラム「空飛ぶ学び舎」がパイロット育成をスタート
空飛ぶ学び舎プログラムの新展開
株式会社JMRS(東京都新宿区)は、沖縄県北谷町の株式会社FSOと連携し、新しいパイロット育成プログラム「空飛ぶ学び舎」を本格的にスタートさせました。この取り組みは、特に航空業界を目指す学生たちに向けた教育の新たな形です。
このプログラムのポイントは、通常は通過点として利用される空港を学びの場に変え、航空機を通じた実践的な教育を提供することです。JMRSでは、空飛ぶ学び舎の一環として、キャリア教育や様々な航空関連のプログラムを学校に向けて展開し始めています。
最近では、実際の空港ターミナル(みやこ下地島空港ターミナル)を利用した航空グランド業務の体験プログラムも行われ、学生たちが臨場感あふれる環境で学ぶ機会を得ています。
プログラムの具体的な内容
2021年12月1日からは、小型航空機のシーラス式SR22T型が教材として導入され、実際のフライトシュミレーターを使った体験も提供される予定です。FAA(米国航空連邦航空局)認定のフライトシュミレーターを用い、FSOとの提携により、パイロットを目指す人々にアクセスしやすい環境を創出していきます。
このプログラムは、フライトシュミレーターでの体験だけではなく、本物の小型航空機に触れることによって、パイロットになる道が自分の手の中にあるという実感を持ってもらうことが目的です。そして、地下島空港を使用して本物の滑走路でトレーニングを行う本格的な育成プログラムへと発展させる計画もあります。
日本におけるパイロット育成の重要性
航空機の進化により操縦は以前より簡単になったものの、パイロットになるためのハードルは未だ高いのが現状です。しかし、日本では空飛ぶクルマや無人機、宇宙航空機といった新たな技術の開発も進行中であり、パイロットの育成は今後ますます重要な課題となります。JMRSでは、空飛ぶ学び舎プログラムを通じて、より多くの若者が航空業界に飛び込むきっかけを作ることを目指しています。
リアルな体験の重視
新型コロナウイルスの影響で、学校教育がリモート学習へとシフトした中で、JMRSは敢えて実際の体験を重視しています。机上での学習だけでなく、五感を使った積極的な体験を通じて、学ぶ楽しさを実感してほしいと考えています。このような取り組みは、航空業界を志す子どもたちにとって、貴重な経験となり得るでしょう。
今後も「空飛ぶ学び舎」シリーズを通じて、将来の航空人材育成に貢献できるよう、挑戦を続けていきます。
会社情報
- 会社名
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株式会社JMRS
- 住所
- 東京都新宿区市谷本村町3-20
- 電話番号
-
03-6265-0256