共働き家庭の教育事情
2024-11-20 11:25:40

共働き家庭の子ども教育方針:母親が73.3%の家庭で協力

共働き家庭の子ども教育の現状



最近、共働き家庭が増加している中で、子どもの教育方針にどう影響しているのかが『明光義塾』の調査によって明らかになりました。調査対象は中学生の子どもを持つ共働きの保護者950名で、さまざまな教育に関する意識や経済的負担について具体的な結果が得られました。

母親主導の教育方針



調査の結果、53.4%の家庭で教育方針は主に母親によるものであることがわかりました。また、子ども教育に関して協力できていると感じている家庭は73.3%に達し、共働き家庭でも子どもの教育を大切にしていることが伺えます。

夫婦間の協力状況



調査の中で、夫婦間の学習サポートについても質問されました。その結果、母親が宿題や受験、進路サポートの大半を担う傾向が強く見られました。具体的には「宿題サポート」47.8%、そして「受験サポート」53.7%が母親負担と答えています。こうした数字から、まだまだ教育のサポートにおいては母親が中心的な役割を果たしていることが確認されました。

学校行事への参加率



共働き家庭における学校行事への参加率は驚異の92.7%でした。特に母親が参加する割合は73%に上り、父親の参加は5.6%と少数派に。これらの数字は、母親が子どもの教育に対し強い関与をしていることを示しています。この背景には、母親の働く意識の変化と、教育に対する責任感といった複合的な要因があると考えられます。

経済的負担



教育にかかる経済的負担も同調査で注目されました。74.2%の家庭が教育費に経済的な負担を感じており、特に「3万円以上、5万円未満」が最も多い金額帯でした。これらの負担は、共働きであっても子どもに良い教育を受けさせたいという願いから来ている部分があります。多くの家庭が厳しい状況であることを改めて認識させられる結果でした。

教育への対策



さらに、子どもの学力向上のためにどのような対策をしているかも質問され、多くの家庭が「学習塾」に通わせていることがわかりました。52.5%が学習塾を選んでいるという結果に驚きました。オンライン学習サービスや家庭での学習サポートも続いていますが、塾の必要性が高いという実情が浮かび上がります。

学び続ける未来へ



共働き家庭では、教育費の負担や日常生活におけるストレスが多く見られますが、母親が教育の中心として活躍している現状が垣間見れます。明光義塾はこのような家庭の教育をサポートし続けるためのプログラムを推奨しています。教室での個別指導による対応が、子どもたちの未来形成にどのように寄与できるか、引き続き注目していきたいと思います。

これからの共働き家庭でも、子どもの教育への意識や共同作業の重要性はますます高まっていくでしょう。家庭の状況に応じた柔軟な教育政策の必要性が問われる時代に、私たちも何かできることがあるのではないでしょうか。


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会社情報

会社名
株式会社明光ネットワークジャパン
住所
東京都新宿区西新宿7-20-1住友不動産西新宿ビル 29F/30F
電話番号
03-5860-2111

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