愛知県岡崎市に新たに誕生する「Dサポート」
2024年9月1日に、愛知県岡崎市において障がい者就労移行支援を行う「Dサポート」が開所します。この事業は、一般社団法人One Lifeがレンテック大敬株式会社と共同で推進するもので、建設業界と福祉をつなげる新たな試みとして注目されています。8月19日にはオープニングセレモニーが開催され、岡崎市長の中根康浩氏や、事業への協力者である教育機関関係者などが出席しました。
「Dサポート」とは何か?
「Dサポート」は、岡崎市とレンテック大敬株式会社、そして学校法人事業構想大学院大学が共同で立ち上げた事業です。この事業は、障がいを持つ方々に対して建設業界での就労を支援することを目的としています。具体的には、資格取得の支援や配慮のある働きやすい環境を提供し、障がい者が能力を発揮できる場所を創出します。また、建設業界では人手不足が深刻な課題となっているため、障がい者雇用を通じてこの問題にもアプローチする狙いがあります。
建福連携の意義
「建福連携」とは、建築業界と福祉業界が協力し合い、互いの課題を解決するための新しい就労支援サービスです。建設業界が抱える人手不足の観点から、障がい者が就労機会を得られるようにし、その結果として障がい者のキャリアアップを図るものです。具体的には、建設関連の資格取得をサポートしたり、就労に際しての処遇や配慮を改善することを目的としています。
地域と企業の協力
このプロジェクトは、「産官学連携プロジェクト研究会」のもとに立ち上げられ、多様なステークホルダーが関与しています。地域の行政や教育機関、そして企業が手を組むことで、社会問題の解決に向けた一歩を踏み出すことができるのです。レンテック大敬株式会社の協力により、実際の運営もスムーズに進むことが期待されています。
お問い合わせ情報
「Dサポート」についての詳細情報やお問い合わせは、一般社団法人One Lifeにて承っています。興味がある方はぜひご連絡ください。
このように、障がい者と建設業界の新たな連携が生まれ、地域社会全体に貢献することが期待されています。今後の「Dサポート」の活動に注目が集まります。