CLUEが屋根点検業務を変革するCAD連携機能を発表
株式会社CLUE(本社:東京都港区)が、ドローンを用いた屋根点検・積算サービス「DroneRoofer」と営業支援を行う「RooferCloud」に新機能となるCAD連携機能を導入した。この新機能により、CADソフトで読み込み可能なDXF形式で図面データを出力できるようになり、屋根や外壁の積算データを簡単にCADソフトに取り込むことができるようになる。
ドローン利用の進化
近年、屋根点検や積算業務においてデジタル化が著しいが、従来は現場で得たデータを手作業でCADソフトに入力する必要があり、これが業務の遅れやミスを招いていた。しかし、新たに開発されたCAD連携機能によって、DroneRooferやRooferCloudで作成された図面データが、主流のCADソフトと連携できるようになる。手間のかかる転記作業を省くことで、業務の効率化と施工精度の向上が期待される。
CAD連携機能の特色
- - 業界標準CADソフトに対応: DroneRooferやRooferCloudで生成された屋根の図面データを、そのまま最新のCADソフトに出力可能。
- - 作業時間の大幅な短縮: 従来は1~2時間かかる作業が、ワンクリックで完了する。これにより、人的ミスを防ぎ、正確なデータがそのまま利用できる。
- - 設計・施工プロセスの合理化: 屋根積算の結果を即座に設計図に反映でき、施工担当との情報共有がスムーズになる。
CLUEの未来と業界への影響
CLUEはこの新機能を機に、建設業界向けCADソフトや関連企業との連携を進め、さらなる利便性向上を目指すとしている。今後の展開が期待され、ドローンを利用した業務がますます一般的になることが予想される。
DroneRooferおよびRooferCloudについて
「DroneRoofer」は、タッチ操作で簡単にドローンを操作できるモバイルアプリである。点検作業に必要な機材やサービスをワンストップで提供しており、全国の業者から高い評価を得ている。一方、「RooferCloud」は業務を一元管理できるクラウドサービスで、案件ごとの進捗や売上を可視化するダッシュボードも完備。営業の属人化を防ぎ、生産性を向上させる機能が充実している。
株式会社CLUE概要
CLUEは2014年に設立され、ドローンを活用したソフトウェアを展開。建設業界のデジタル化を推進し、屋根外装点検をワンタップで実現する「DroneRoofer」と、業務を効率化する「RooferCloud」を提供している。テクノロジーによる課題解決を目指し、業界の未来を見据えた取り組みを進めている。
【会社情報】
- - 会社名: 株式会社CLUE
- - 代表者: 阿部亮介
- - 所在地: 東京都港区高輪4-10-18 京急第1ビル 13階
- - 設立年: 2014年8月
- - 公式ウェブサイト: 株式会社CLUE