プロモツールと李教授が手がける『香りの森林浴』研究の最前線

プロモツール株式会社（本社：東京都文京区）は、香りとニオイに特化したセントテクノロジー企業として知られ、最近、注目を集める共同研究プロジェクトを発表しました。普段の生活に森林浴のクオリティをもたらすことを目的とし、同社は日本森林医学会会長で日本医科大学付属病院の臨床教授である李卿教授との協力により新たな香りの開発に挑戦します。この研究の結果は、様々なシーンでの使用が見込まれています。

プロジェクトの目的

最近のストレス社会において、心身の健康がますます重要視される中、プロモツールは「香りの森林浴」という新たなコンセプトに注目しました。この研究は、李卿教授の専門知識を生かし、フィトンチッドという植物が生成する揮発性物質を利用し、森林浴のリラックス効果を空間芳香で再現することを目指しています。プロモツールは、オフィス、ホテル、スパ、高齢者施設など、様々な場所で活用可能な香りを開発し、ストレス軽減やリラックスを促進する予定です。

『フィトンチッド』とは何か

フィトンチッドは、植物の防衛機能として存在し、空気浄化や抗菌作用を持つとされています。また、心身のリラックス効果や、認知症患者に対する記憶の改善効果があると報告されています。これに着目したプロモツールは、この成分を効果的に利用し、香りの持つ可能性を引き出すことを目標としています。さらに、データ分析やAIの活用により、安全で信頼性の高い香りの開発を追求します。

李卿教授との協力による新たな香りの可能性

李卿教授は、森林浴の健康への影響を科学的に証明したスペシャリストであり、その研究成果は世界的に評価されています。彼の知見を基に、プロモツールはフィトンチッドの濃度や拡散の検証、香りの設計に取り組みます。同社独自の技術を駆使し、森林浴と同様の効果を持つ香りを開発することで、さまざまな施設での導入を計画しています。