大丸神戸店で実証実験開始!
2026年6月7日、大丸神戸店で最先端のAI技術を利用した人流分析システムの実証実験が行われる。このプロジェクトは、地元企業である旭光電機株式会社が手掛けており、商業施設の運営やサービス向上への新たなアプローチを探る一環として実施される。
実証実験の背景と目的
旭光電機は、これまで自動ドアやセンサー技術の開発において培った経験を生かし、生成AIを駆使した動画分析技術の実証実験を神戸商工貿易センタービルで実施してきた。この実験で得られた知見を基に、大丸神戸店において人の流れや混雑状況を可視化し、商業施設の運営に役立てることを目指している。
商業施設では、スタッフの目視や経験に頼りがちな来店者数の把握や混雑状況の認識が課題となっている。そこで、AIを用いて映像からデータを抽出し、客観的に人の流れを分析することで、運営やマーケティング、防犯対策に寄与することが期待される。
AI動画分析プラットフォームの特長
1.
映像理解の強化: このシステムは、「何が映っているか」だけではなく、「何人が通り過ぎたか」までを厳密に把握する機能を持っている。これにより、施設内の混雑状況や訪問者の動線を可視化し、より正確な情報を基にした意思決定が可能になる。
2.
データによる意思決定: 来店者数や混雑度の推移をグラフやダッシュボードで視覚的に表現することで、ただ映像を見るだけに留まらず、データを基にした判断が行えるようになる。
3.
現場での実証と展開: 神戸商工貿易センタービルでの実験結果を元に、実際の商業施設での活用方法を検証する。これにより、マーケティングや施設運営の現場での実用性を確認し、将来の社会実装を目指す。
人の流れの可視化の必要性
なぜ、今「人の流れ」を見える化することが重要なのか。商業施設では、来店者数や混雑する時間帯などが目視や経験によって判断されてきたが、客観的データの必要性が高まっている。旭光電機は、自社のセンシング技術と生成AIを融合し、映像を単なる記録ではなく、必要なデータに変換することに挑んでいる。
実証実験の展望
2025年12月から2026年3月にかけて実施された神戸商工貿易センタービルでの実験では、人の流れや行動傾向をデータとして可視化できる可能性が示され、大丸神戸店ではその知見をさらに実運用に近い環境で検証する。この実証実験が成功すれば、商業施設だけでなく、さまざまな業種での応用が期待される。
旭光電機の代表取締役、和田貴志氏は「映像を記録するだけでなく、施設運営やマーケティング、防犯対策の意思決定を支えるデータに変換することで、より快適で安全な社会の実現に貢献していきたい」と語っている。
会社概要
旭光電機株式会社は、1952年に設立された兵庫県神戸市に本社を持つ企業で、各種センサーやコントローラー、制御装置の開発を行っている。信頼性の高い技術を武器に、業界の進化を推進している。今後、この実証実験がもたらす成果に期待が寄せられる。
【会社情報】
- - 代表者: 和田貴志
- - 所在地: 兵庫県神戸市兵庫区荒田町1丁目2番4号
- - 設立: 1952年11月
- - TEL: 078-515-8601
- - HP: 旭光電機