イオンの最新ロボ導入
2025-06-30 09:54:11

イオンネットスーパー「Green Beans」が物流拠点に最新ロボティクス導入

イオンネット専用スーパー「Green Beans」が新たなロボティクスソリューションを導入



イオンネクスト株式会社が運営するネット専用スーパー「Green Beans」が、千葉県の誉田CFC(顧客フルフィルメントセンター)に最先端のロボティクス技術を導入しました。この新しいソリューションは、物流現場の生産性を飛躍的に向上させるだけでなく、従業員の身体的な負担を軽減することを目的としています。

新たなロボティクス技術の導入



今回導入されたのは、「オングリッドロボットピック」と「オートフレームロード」という2つの自動化ロボットです。この取り組みは、オンライン食品購入の需要が急増している中で、効率的かつ柔軟なオペレーション体制を構築するために行われました。

オングリッドロボットピック



「オングリッドロボットピック」は、顧客からの注文に基づき商品を自動的にピック&パックする最先端のロボットです。AIが商品のサイズ、形状、重量、そして壊れやすさを瞬時に判断し、袋詰めまでを行います。従来の手作業によるピッキングと比較して、省スペース化が実現され、1日あたり約20万点の商品を処理することが可能です。このシステムは、初期段階では約3,000品目のピッキングが実施され、2025年度中には10,000品目への拡大が目指されます。

オートフレームロード



もう1つの注目技術「オートフレームロード」は、配送用のトート(注文ボックス)を自動的にフレーム(台車)に積み込む機能を持っています。AIと画像認識技術を駆使して、リアルタイムでトートの状態を把握し、人手を介さずに最大20kgの荷物を適切な位置に配置します。これにより、作業者の過重労働を完全に排除するとともに、配送の効率化も図られます。

従来の自動ロボットとの連携



誉田CFCでは、すでにさまざまな自動ロボットが導入されており、業務効率化をサポートしています。例えば、「ボット」と呼ばれるロボットは、商品を収納したトートを指定の場所まで運搬し、ピッキングやパッキング作業を手助けします。また、「オートバギング」により、1分間に50袋以上の袋をトートにかけることが可能です。これらのロボット技術は、重い物や持ちにくい物を簡単に取り扱えるバキュームリフターとも連携し、作業者の身体的負担を大幅に削減しています。

今後の展望



イオンネクストは今後も、最適化された自動化技術の導入を進め、業務の効率向上を図りながら、サービスの質を一層高めていく方針です。新たな物流システムの導入により、より便利で安心なショッピング体験を顧客に提供することを目指しています。

このような取り組みを通じて、イオンネットスーパー「Green Beans」は、業界をリードする物流拠点へと成長を遂げています。


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会社情報

会社名
イオンネクスト株式会社
住所
千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目6番エム・ベイポイント幕張7階
電話番号

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