新たなマーケティング手法「ソニックブランディング」とは
2020年10月16日、注目を集めるマーケティング手法「ソニックブランディング」に関するオンラインセミナーが開催される。主催はソニフィデアで、同社代表の及川潤耶氏が登壇する。
「ソニックブランディング」とは、音を通じてブランドの印象や体験を強化する手法で、近年ますます注目を集めている。特に新型コロナウイルスの影響で、物理的な体験が制限される中、音の役割が一層重要視されるようになった。オフライン空間では実現できなかった新たな体験を音を用いて提供することで情緒的接点を生むことが期待されている。
本セミナーの特長
本セミナーでは、「環境を向上させる音」という観点から、及川氏自身のアート活動や実績を基にした講演が行われる。彼は国内外での成功事例を紹介し、参加者がどのように「音」を使って新しいマーケティング戦略を構築できるかを考察する予定だ。音がどのようにブランドと顧客の接点になるか、強い印象を与えるサウンドの作り方について詳しく学ぶことができる貴重な機会となっている。
さらに、講演中には実際に体験できる音響のサンプル音源も紹介される。このサンプル音源は、イヤホンやヘッドホンを使用することで、リアルに立体音響を体験できる。新しい「音」の体験を通じて、参加者のアイデアやインスピレーションが広がることを目指している。
及川氏は自身の経験を踏まえて、「エムアイセブングループのプロオーディオ製品を愛用してきた経歴もあり、このようなコラボレーションが実現できたことに感謝しています。音響の可能性について意見を交換する貴重な機会にしたい」とコメントしている。
イベントの詳細
- - 日程: 2020年10月16日(金)
- - 時間: 昼の部 15:00~16:30、夜の部 18:00~19:30
- - 費用: 無料
- - 場所: オンライン
- - お申し込み: こちらをクリック
このイベントは、音に関心がある方にとって新たな発見が得られる貴重な機会となる。音の力を利用したブランディングやマーケティング戦略についての理解を深め、実践的なノウハウを学ぶチャンスをお見逃しなく。
及川潤耶氏のプロフィール
及川潤耶氏は、音響空間作家として国際的に活躍するアーティストである。東京藝術大学大学院を修了後、ドイツへ渡り、音の環境芸術に特化した活動を行っている。欧州のメディア芸術祭や美術館での展示を通じて、音に関する新たな表現を追求してきた。現在はデザインミュージアムにおいて、音の委嘱新作も展示中で、その業績は世界的に評価されている。
サポート企業「ソニフィデア」
ソニフィデアは、音響空間作家・及川潤耶氏が創設した企業で、デジタルとアートの融合による新たな音響空間の提供を目指している。過去にはJR東日本のプロジェクトにおいてサウンドアートを導入し、大きな成果を上げている。音を通じてもたらされる新しい体験を世に送り出すべく、日々の活動を展開している。