アート展の新しい波
2024-01-09 18:00:11

アートの新境地を切り開く「REMIXED BY MASATO YAMAGUCHI × FUKI COMMITTEE」展

アートの新境地を切り開く「REMIXED BY MASATO YAMAGUCHI × FUKI COMMITTEE」展



2024年初頭、渋谷のSH GALLERYにおいて、「REMIXED BY MASATO YAMAGUCHI × FUKI COMMITTEE」展が開催されます。テーマは「トランスリアリティ(現実の向こう側の現実)」。このユニークな展覧会では、現代アートの新しい波を体験することができます。展覧会は2024年1月13日から2月3日までの期間、さまざまな作品が展示される予定です。

山口真人と、アンダーグラウンドアート界で注目を集めるFUKI COMMITTEEのコラボレーションによるこの展覧会は、ただのアート展示ではありません。SELFI(自撮り)をする女性の姿を描くことで、現代社会における自己表現やファッションとの関わりを探求しています。特に、FUKI COMMITTEEが掲げた「ダメよ。ゼッタイ。」というメッセージは、ストリートアートからギャラリー空間へと舞台を移し、新たな視点を提供してくれます。

この展覧会に至るまでの経緯は、2022年にさかのぼります。その頃、FUKI COMMITTEEはストリートアートの活動を通じて広まり、在波うゆの発案した「ダメよ。ゼッタイ。」のステッカーが東京の街角を賑わせました。彼らの初めての個展「ACTIVITY REPORT」では、ストリートのアート作品がギャラリーで再現され、その新しい試みが評価されました。これにより、アートのフロンティアを広げる新しいコラボレーションが生まれました。

山口はこのコラボレーションを進める中で、1990年代から続くREMIX文化への影響を強く感じています。かつてのREMIXブームにおいてはオリジナル以上にリミキサーが注目される時代があり、いま改めてその流れが現代アートにも色濃く表れています。彼自身も自らのアートスタイルを通じて、風紀とのコラボレーションを通じて新しい表現を模索しています。

展覧会では、新作となる「UYU remixed by M.Y」など、多彩な作品が展示されます。この作品では、在波うゆのキャラクターに山口のアイコニックな自撮りエフェクトが取り入れられ、両者のコラボレーションの成果が凝縮されています。また、風紀の「Re:REAL」シリーズや、山口の「SELFY」シリーズなども発表される予定です。

観客は、ローファイとハイファイが交錯する中で、デジタルとフィジカルの境界が曖昧になった新たなアート体験が楽しめます。開幕までの期間、制作は佳境に入っており、両者のエッセンスが交差した独自の作品群を見ることができる貴重な機会です。

これからのアートシーンを先取りしたいすべての人にとって見逃せない展覧会となることでしょう。展覧会開催中は、特別なグッズの販売も予定されていますので、ぜひ興味を持たれた方は足を運んでみてください。都内訪問の際は、原宿のSH GALLERYまでぜひお立ち寄りください。

SH GALLERYは東京都渋谷区神宮前に位置しており、アートを愛する皆さんの来場を心よりお待ちしております。

会社情報

会社名
株式会社SHプロジェクト
住所
東京都渋谷区神宮前3-20-9WAVEビル 3F
電話番号
03-6278-7970

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