外あそび推進シンポジウム
2021-08-26 10:00:10

子どもたちの未来を支える外あそび推進シンポジウムの全貌

子どもたちの未来を支える外あそび推進シンポジウムの全貌



2023年、子どもの外あそびを促進するための重要なシンポジウムが開催されました。この取り組みは、すべての子どもたちが身近な環境で外あそびを楽しめる社会を目指す「外あそびを推進する会」により行われ、民間企業や政府機関との連携が模索されています。

シンポジウムは、井上信治内閣府特命大臣の挨拶でスタートしました。その後、顧問である小倉將信衆議院議員が6月に提出した政策提言の概要について解説しました。この提言は、子どもたちの健全な成長を促すための基盤として重要視されています。

基調講演では、京都ノートルダム女子大学の石井浩子教授が過去10年間の外あそび減少の背景やその影響を報告しました。特にコロナ禍による影響が子どもたちの身体や社会性に悪影響を及ぼしている点が指摘されました。その後、早稲田大学の前橋明教授と筑波大学の平岡孝浩准教授が、外あそびの重要性について続けて講演しました。

前橋教授は、生活リズムの変化や疲労感など、外あそびが欠如することで生じる症状について言及しました。また、平岡教授は近視の急増という深刻な現状や、外あそびの推奨が功を奏する可能性について具体的なデータを交えて説明しました。

シンポジウムはその後、さまざまな分野の専門家が登壇し、外あそび推進に関する現在の課題と施策について議論を重ねました。NPO法人放課後NPOアフタースクールの平岩国泰氏、株式会社Deportare Partnersの為末大氏、公益社団法人MORIUMIUSの油井元太郎氏がそれぞれ、実践例を交えながら自らの考えを発表しました。

平岩氏は、放課後の貴重な時間を利用したプログラムの重要性を訴え、政府によるさらなる支援を求めました。為末氏は外あそび推進における費用や責任問題の解決が必要であると指摘しました。油井氏は自然体験の重要性を述べ、都市においてもそれを実現する方法を考える必要性について言及しました。

最後に、登壇者たちは「外あそびがこれまでなぜ推進されてこなかったのか」という問いについて意見交換を行いました。都市化やテクノロジーの進化を背景に、子どもが自然体験をするための新たな施策が求められています。また、公共の場に対する責任感やコミュニティ意識の醸成が不可欠であるとの提言がありました。

シンポジウム最後の発言として、前橋教授が今後の活動予定や外あそびの重要性を再確認し、続いて小倉議員が政府としての取り組む決意を表明しました。

「外あそびを推進する会」は、今後も企業や団体との連携を深める中で、子どもたちが身近に外あそびを楽しむことができる環境整備を進めていくとのことです。この活動が子どもたちの健全な成長に寄与することを期待したいです。

会社情報

会社名
子どもの健全な成長のための外あそびを推進する会事務局
住所
港区南青山1-1-1新青山ビル西館16階
電話番号
03-6457-9702

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