中学生が提案する未来の住まい
2025年1月22日、東京都新宿にある野村不動産ソリューションズ株式会社の本社で、特別な発表会が行われました。このイベントは、株式会社ミエタが野村不動産ソリューションズと共同で開発した、次世代の住まいを考える探究学習プログラム『住まいのアップデート』の最終発表会です。栄東中学・高等学校から選抜された中学1年生から高校1年生の3チームが、「未来の住まい」をテーマにした独自の提案を行いました。
未来の住まいを考えるプログラム
このプログラムは、自身の理想の生活を考慮し、それに基づく住まいの形を自由に発想することに焦点を当てています。座学やディスカッションに加えて、特徴的な住まいや建築物をVRで疑似体験することで、参加者はより多様な学びを得ることができます。
プログラムのテーマ「住まいをアップデート」には、野村不動産ソリューションズの不動産流通業に関する知識とビジョンが詰まっています。サステナビリティを考慮し、未来を担う子供たちを対象にしたこのプログラムは、持続可能な社会を目指しつつ、既存の住宅を効果的に活用するための知恵を育みます。
発表会の様子
発表会には、栄東中学・高等学校から選ばれた中学1年生から高校1年生までの3チーム、計12名が参加しました。彼らは「住まいのアップデート」をテーマとし、自ら製作した模型やVR体験を交えたプレゼンテーションを行いました。提案内容は「シングルファーザー・マザー向けのシェアハウス」、お家の中で小籠包を楽しむ「小籠包ハウス」、そして「家族の思い出を作る家」といった多様なアイデアに富んでいました。
発表後、野村不動産ソリューションズの社員との座談会が行われ、生徒たちは働くことや社会貢献に関する貴重な体験を共有しました。具体的な職業についての話や、理系と文系の選択についてなど幅広いテーマの討議が繰り広げられました。
生徒たちの体験と成長
最終発表が行われた後、生徒たちはそれぞれの感想を述べました。「経営企画の役割について実際に知り、企業を身近に感じることができた」との声や、「社会人の話を聞くことで、新しい視点を得られた」といった感想が寄せられ、成長を実感する貴重な機会になりました。
今後の展望
今回の発表会を通じて、野村不動産ソリューションズ株式会社は、今後もデジタル技術を活用し、社会のニーズに応じたサービスを提供していきます。また、ミエタはさまざまな分野の専門家と共に、社会の課題を解決するための探究プログラムをさらに充実させていく計画です。
このように、中学生たちが未来の住まいについて真剣に考える姿勢は、私たちにも重要な示唆を与えます。新しいアイデアと実現可能性を追求することは、持続可能で夢のある未来を築く第一歩なのです。