第22回男子ハンドボールアジア選手権、初戦レポート
1月22日、クウェートで行われた「第22回男子ハンドボールアジア選手権」のメインラウンド初戦で、日本男子ハンドボール代表「彗星JAPAN」は、宿敵・韓国と対戦しました。グループDを2位で通過した日本は、グループAを首位で通過した韓国を相手に、2027年世界選手権出場権を賭けた重要な一戦でした。残念ながら、試合は23-23の引き分けに終わりましたが、日本の選手たちの戦いぶりは、ファンに希望を与えるものでした。
試合展開
前半:ロースコアの拮抗した攻防
試合は開始早々から両チームの堅いディフェンスが目立ちました。韓国が先制点を取るものの、日本も榎本悠雅選手のミドルシュートや吉野樹選手の速攻からのディスタンスシュートで応戦。しかし、韓国の守備が鉄壁で、日本はなかなか得点が伸びず、前半10分を過ぎて3-5、15分には4-6とリードを許します。
試合の流れを変えたのは、途中出場の選手たちでした。藤坂尚輝選手がステップシュートを決め、中田航太選手の速攻で1点差に肉薄します。その後もGK 岩下祐太選手の好セーブで前半のピンチを凌ぎ、日本は終盤で榎本選手のカットインや水町孝太郎選手のエンプティゴールによる得点を重ね、10-11の1点ビハインドで前半を終えました。
後半:一進一退の攻防
後半が始まると、日本は積極的な姿勢で得点を重ね、すぐに同点に追いつきます。試合は一進一退の攻防が続き、両チームともに得点を競り合う展開に。中盤以降も石田知輝選手の速攻や藤坂選手のカットインで食らいつき、残り4分では櫻井睦哉選手が得点し22-22の同点。ラスト1分半では榎本選手が見事な中央突破を決め、日本が23-22と逆転しました。
しかし、試合終了間際、韓国のノータイムフリースローが与えられ、土壇場で23-23の同点に追いつかれてしまいました。これにより、日本は貴重な勝ち点1を手にすることとなったのです。
試合後のコメント
試合が終わった後、トニー・ジェローナ監督は「不運というより、逆転を遂げた良い試合だった」と振り返り、チームのディフェンスの向上を讃えました。また、部井久アダム選手は「オフェンスで落ち込む時間があったが、後半では意識を持ち続けることができた」と語り、チーム全体での士気向上を求めました。
次戦への展望
この引き分けにより、日本は次戦でクウェートと対戦します。完全アウェイとなるこの試合では、チームは一丸となって勝利を目指す必要があります。メインラウンドでの順位が重要なこの大会、準決勝進出のためにも次戦の勝利が絶対条件となります。次は1月23日にクウェートとの試合があり、ファンの応援を受けて成果を誇れるよう尽力します。
大会概要
大会名:第22回男子ハンドボールアジア選手権 期間:2026年1月15日~1月29日 開催地:クウェート。大会を通じて、日本代表選手たちが世界の舞台で躍動する姿に期待が高まります。