ニキビ治療推進委員会が発足！女性向けセミナー開催

現代女性のためのニキビケアの重要性

2012年3月22日、虎の門病院の皮膚科部長である林伸和先生を中心に、現代女性を悩ませるニキビの問題解決を目指す「ニキビ治療推進委員会」が発足しました。この委員会には、ニキビの専門家である皮膚科医や美容ジャーナリストが集結し、20代から30代前半の女性に焦点を当てたニキビの予防・治療に関する正確な情報の提供を行います。

この発足を祝し、同日には「女性のためのニキビ対策セミナー」が開催されました。このセミナーでは、林伸和先生が「女性を悩ませる隠れニキビと近年のニキビ治療の実態」というテーマで講演を行いました。講演の中で、隠れニキビとは、赤く炎症を起こす前の段階で、そうしたニキビが後に発生する原因になることを説明。先生は、"初期の段階で皮膚科を受診すれば、痕が残りにくい"と早期の受診を強調しました。

次に進むと、林先生、秋葉原スキンクリニックの堀内祐紀院長、美容ジャーナリストの小田ユイコ氏が参加するトークセッションが行われました。このセッションでは、「イマドキ女子のニキビ事情」をテーマに、現代女性のライフスタイルにおけるニキビ予防と対策について熱く語り合いました。

林先生と堀内先生は最近の診察経験を基に、女性がニキビを悪化させる要因として、保湿不足やニキビを潰すといった誤ったケアを指摘。彼らは、以下のようなポイントを説明しました。

1. 十分な保湿を心掛けること
2. メイクは目元のポイントメイクを活用し、ニキビに目線を向けない工夫をすること
3. 早めに皮膚科で治療を受けること

また、小田ユイコ氏は、ニキビ肌に優しい洗顔法を身振りを交えて紹介し、参加者たちはその様子を見ながら熱心にメモを取る姿が見受けられました。

「ニキビ治療推進委員会」は、今後もニュースレターなどを通じて、現代人のニキビの効果的な予防法や治療に関する情報を発信していく予定です。女性たちが自信を持てる肌を手に入れるためのサポートを続けていくことで、ニキビに関する意識を高めていきたいと思います。私たちは、完璧な肌を目指すことよりも、自分自身が心地よく過ごせるようなケアを提案していく所存です。