TOTOの新型住宅用壁掛トイレ「FD」清掃性とデザイン性の向上を実現

TOTOの新型住宅用壁掛トイレ「FD」

TOTO株式会社が、2025年8月1日（金）よりリリースする住宅用壁掛トイレ「FD」は、清掃性とデザイン性を向上させたフルモデルチェンジを行い、インテリアと掃除のしやすさにこだわるユーザーに応える商品となっています。背景には、近年の住環境に対する意識の変化があります。特に、トイレを含む水回りのデザインや機能性に高いニーズが集まっていることを受け、TOTOは「FD」を新たに生まれ変わらせました。

フローティングデザインによる美しさ

新型「FD」の大きな特徴の一つは、便器が床から浮いたようなフローティングデザインです。これにより、床のお掃除が格段にしやすく、見た目もスッキリします。タンクや給水管、電源プラグなどの機器がすべてキャビネットの中に収められ、限られたスペースでも広々とした印象を与えます。また、便器自体もデザインを一新し、滑らかな曲線を持つフロントが特長となっています。これにより、お掃除の際には便器側面全体を一拭きで済ませることが可能です。

清掃性に配慮した設計

新型の「FD」は、便器の側面に継ぎ目をなくすという意匠により、庫内全体をきれいに保ちやすくなりました。陶器の一体成形によって実現したこのデザインは、ユーザーにとって非常に便利です。また、便器の奥行は、760mmとコンパクトで、トイレ空間がさらにシャープに印象付けられます。これにより、便器背面のキャビネットにはタンクなどを収めても、見た目が乱れることはありません。

カスタマイズ自由度の高いカラー選択肢

「FD」では、豊富なカラーバリエーションが用意されています。便器背面のキャビネットには3色、天板には2色が用意されており、計35パターンの組み合わせが可能です。トレンドを意識したカラーデザインを取り入れることで、自分らしいトイレ空間を簡単に作り出すことができます。

強度を確保した設置方法

もう一つの革新は、強固な取付スタンドの採用です。さまざまな建築条件に対応できる設計は、特にマンションリモデルやリノベーションに最適です。軽量鉄骨の躯体にもしっかりと対応できるため、設置のプロセスもスムーズです。

環境への配慮

TOTOは、今回の商品を「サステナブルプロダクツ」と位置付け、環境に配慮した設計が施されています。地球環境に優しい製品の普及を通じて、快適で持続可能な社会の実現に貢献する姿勢を貫いています。トイレの使用感を向上させるために、トルネード洗浄技術や専用のウォシュレット機能も搭載されており、高い清掃機能と快適性を両立しています。