日韓国交正常化60周年を祝う『玄海灘』多言語上演

『玄海灘』多言語上演のご案内

2025年12月に、日韓国交正常化60周年を記念して、金達寿原作の『玄海灘』が上野ストアハウスで多言語上演されます。本公演は、荒れた海のような現代社会において、国と人との穏やかな関係を信じ、演劇という媒体でその可能性を探ります。

公演概要

公演日程は2025年12月11日（木）から14日（日）、上野ストアハウスにて上演されます。チケットはカンフェティを通じて販売中で、一般チケットは5,500円、ナイトチケットは4,800円、そして30歳以下の方には3,500円の特別価格が用意されています。

物語のあらすじ

『玄海灘』は1943年の朝鮮半島、京城（現在のソウル）を舞台にしています。当時、日本は朝鮮人青年の徴兵を決定し、内地で育った青年ソ・ギョンテが、故郷に戻り、親日派の友人ペク・ソンオの家に身を寄せる場面が描かれます。そこで彼は、日本人の恋人である大井公子と再会し、愛と祖国との間で悩むことになります。一方、警察官のイ・スンウォンは抗日組織の摘発を命じられ、複雑な思いを抱えながら彼の任務に向き合っています。

登場人物とキャスト

本作では、以下のようなキャストが出演します。

- 大谷賢治郎
- 岡田優
- 沖野竜也
- 神由紀子

など、才能あふれる演者たちが登場し、物語を彩ります。

スタッフ

公演の原作は金達寿による小説『玄海灘』で、脚色は有吉朝子、演出はEMMAが手掛けます。翻訳は韓国語を崔順愛、英語を伊藤悠紀と黒川陽子が担当しているため、バイリンガルな観客にも楽しんでいただける内容となっています。

チケット購入方法

チケットは「カンフェティ」ウェブサイトで購入可能です。公式サイトをご確認の上、ぜひご来場ください。
公式サイトはこちら

この公演は、国際的な舞台芸術の一環として、多様な言語が交わり、異文化理解を促進する貴重な機会となります。私たちは、演劇を通じて人と人のつながりを深め、未来への希望を模索します。皆様のご来場を心よりお待ちしております。