株式会社大阪エヌデーエス(本社: 大阪市中央区)は、組込みシステム分野での人材育成を目的にしたロボットコンテスト「ETロボコン2024」に出場することを発表しました。この大会は、2024年9月28日に大阪産業創造館で開催され、エンジニアの技術教育や新たなアイデアを育む機会となっています。
「ETロボコン」とは、組込みシステム技術協会が主催するソフトウェア重視の教育コンテストで、全国各地で開催される地域大会を経て、チャンピオンシップ大会へとつながります。大阪エヌデーエスは過去2年間、ブロンズスポンサーからゴールドスポンサーに昇格し、地域貢献の一環としてエンジニア教育を力強く支援してきました。
今年の大会においては、「まいど☆おーきに」というチーム名で、プライマリークラスに挑戦します。このチームは、6名のメンバーで構成され、技術力向上、問題解決能力向上、そして業界アピールの3つを目的に活動しています。特に、ソフトウェア開発の実践を通じてエンジニアとしてのスキルを磨くことを重視しています。
過去の成績は、2022年には20チーム中11位、2023年には25チーム中11位と、好成績を収めています。また、昨年はモデル(設計)部門で3位を獲得し、さらなる成長を遂げるための基盤を築きました。新生「まいど☆おーきに」として、過去の経験を活かし、11月には全国大会出場を目指します。
大会当日は、エントリークラス、プライマリークラス、アドバンストクラスの3つのレベルに分かれ、全チーム共通の「ETロボコンキット」を使用して競技を行います。競技の成績は、競技部門とモデル(設計)部門の2つの合計点に基づいて評価され、しっかりとした準備とチームワークが求められます。
株式会社大阪エヌデーエスは、1993年に設立され、ソフトウェアとハードウェアの研究開発、技術者派遣などを行っています。代表取締役社長の平山武司氏は、エンジニア教育の重要性を訴え、今後も人材育成の支援に力を入れていく方針を示しています。
「ETロボコン2024」は、夏を越えた後の秋、参加者にとって新たな挑戦の場となります。大阪エヌデーエスがどのような成果をあげるのか、期待が高まります。