沖縄の健康旅館が新たにスタートした口腔ケアサービスの魅力

沖縄の健康旅館での新たな試み

沖縄県恩納村に位置する「海の旅亭おきなわ名嘉真荘」は、宿泊者以外でも利用できる口腔ケアサービスを開始した。これは、女将の富島美樹氏が「健康旅館」としてのブランドを強化し、宿泊体験を充実させる一環として実施されるものだ。この旅館は2016年にオープンし、和風会席料理を初めて本格的に提供してきた。

旅館が新しく提供する口腔ケアサービスには、「歯のホワイトニング」と「歯のクリーニング（PMTC）」の2つがある。歯科医師の監修のもと、女将自身の歯科衛生士としての経歴を生かし、専門的なサービスを提供することを目指している。この取り組みは、沖縄の健康的な食文化や生活スタイルに基づいた旅行体験を提供することを狙っており、沖縄観光商事株式会社のコアビジネスに新たな価値を加えた。

こだわりの口腔ケアサービス

1. 歯のホワイトニング

このサービスは、宿泊者に限らず地元住民や他の宿泊客にも利用可能で、特に結婚式を控えた新婦や就職活動中の学生に好評を得ている。プロの歯科衛生士が手がけるホワイトニングは、通常のエステでは得られない白さを実現し、多くの顧客から期待されている。

2. 歯のクリーニングPMTC+ガムマッサージ

日常生活では取りきれない汚れを落とし、虫歯や歯周病の予防はもちろん、口臭や体全般の健康にまで良い影響を与えるとされる。このクリーニングは、具体的な施術内容や効果からも多くのニーズに応えるものとなっている。

両サービスは、施術時間が90分で、一般料金は30,000円。宿泊者には特別割引があるほか、地元の県民向けにも割引が用意されている。

旅館の新しい旅のかたち

海の旅亭おきなわ名嘉真荘では、食事内容にも健康に良い食材を取り入れており、朝食には奄美大島の酵素を使用、料理や客用ポットには還元水が使われている。女将は、健康は見た目だけでなく、内面的な美しさにも繋がると考え、口腔健康を大切にすることが笑顔を引き出す一因だと信じている。

客室のデザインやレストランなど、旅館の各所には和の美しさが息づいており、宿泊者はくつろいだ時間を過ごすことができる。夕食後には、口腔ケアサービスを利用することが可能で、最終受付は20:30だ。忙しい日常を離れ、沖縄の自然とともに健康的な時間を過ごせる貴重な体験を提供する。