サスティナブルスーツ登場
2022-09-14 10:00:03

100%リサイクル糸を使用したサスティナブルスーツが登場!動きやすさも追求

サスティナブルスーツの誕生



新たに登場した「サスティナブルスーツ」は、100%リサイクル糸を使用し、環境保護に貢献することを目指しています。製品の開発は、日本の縫製工場で行われており、国内の優れた技術を活かして作られています。このスーツの最大の特徴は、動きやすさにあります。バレエダンサーの岡脇柚太加氏がその動きの柔軟さを絶賛するほどの製品に仕上がりました。

日本の縫製工場の現状



現在、日本の縫製業界はOEM生産が主流で、シーズンごとの忙しさと閑散期が交互に訪れ、経営が難しい状況に直面しています。人件費が削減され、海外生産が増える中で、日本の縫製技術が失われる危険性も考えられています。しかし、国内の高度で繊細な技術は、世界的にも評価され、海外のブランドからも信頼を受けています。この技術を次世代に伝えるためにも、自ら企画・販売を行う必要があると感じ、自社のブランドを立ち上げました。

衣服ロスに取り組むSDGsな発想



ファッション業界が抱える「衣服ロス」は大きな問題です。廃棄される衣服は年間約15億着にのぼります。この状況を受けて、繊維商社と共同で100%リサイクル糸を使った生地の開発を行い、スーツとして生まれ変わらせる取り組みが始まりました。このサスティナブルスーツは、意図的に作られた通常のスーツとは異なり、廃棄されるはずだった素材を生かすことで持続可能性を考慮して設計されています。

積極的な開発の姿勢



今回のスーツは、アクティブに動かなければならないビジネスパーソンのために設計されています。リモートワークが一般化した今、「しっかりとしたビジネス感もありながら、ラフに着こなせるアイテムが欲しい」といった声を受け、制作に取り組みました。この商品は、2WAYストレッチ素材を使うことで、軽さと動きやすさを実現し、洗濯可能なイージーケア設計も備えています。

クラウドファンディングでの展開



サスティナブルスーツは、クラウドファンディングを通じての購入が可能で、支援金は今後の色展開やデザインの開発に充てられる予定です。また、地域活性化のために九十九里レザーを使用した小物も同時にリリースされ、この工夫によって新たな商品の提案につなげていきます。

利用者の期待と未来性



多くのユーザーに応じたこのサスティナブルスーツは、服を着ることで快適さを感じるだけでなく、地球環境のためにも貢献できるという側面を大切にしています。今後も、より良い製品の開発と共に日本の縫製技術を後世に伝えていく姿勢を忘れずに、挑戦し続けることが求められています。サスティナブルスーツは、その第一歩として位置づけることができるでしょう。毎日のビジネスシーンで、その利便性と機能性が皆さんの役に立つことを願っています。

会社情報

会社名
ソーイングアサヒ株式会社
住所
千葉県旭市鎌数9163-39
電話番号
0479-62-4111

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