熊本、備蓄米を寄贈
2025-07-22 14:28:45

RKKCSが熊本で災害備蓄米を子ども食堂に寄贈し地域を支える

RKKCSが熊本で災害備蓄米を子ども食堂に寄贈



熊本県を中心に活動する株式会社RKKCS(本社:熊本市)は、災害備蓄米150kgを熊本県内の子ども食堂に寄贈しました。この活動は、全国的に続くお米の価格高騰が背景にある中、地域の子どもたちの食の支援を目的としています。

この寄贈は、RKKCSが2019年に開始した「農村の景観・生業と社員・地域を守るプロジェクト」の一環です。このプロジェクトは、無農薬栽培米を災害備蓄米として保管し、未使用の場合は子ども食堂への寄付に充てるという新しい取り組みです。

寄贈式の様子



2025年7月14日、熊本市内のこども食堂ネットワーク事務局で寄贈式が行われました。式には、南阿蘇村の村長である太田吉弘氏も参列。太田村長は、天候不順でお米不足が続く中、持続可能な米作りへの取り組みを強調しました。また、RKKCSの取締役、落石考紀は、寄贈の意義について「災害備蓄を地域の課題解決に役立てようと取り組んでいる」と説明しました。

子ども食堂ネットワークの代表理事、島田万里氏は、寄贈の重要性を認めつつ、地域コミュニティとしての役割の強化を語りました。「子どもたちに安全安心な食事を提供できることは、とても大切なことです。今後も地域の皆さんとの交流拠点として頑張っていきたい」との言葉には、地域に根付いた活動への強い決意が感じられました。

寄贈米の特徴と意義



寄贈されたお米は、2024年南阿蘇村産の「ヒノヒカリ」で、150kg分を50袋に分けて、熊本県内の希望する子ども食堂に配布されます。南阿蘇の自然環境が育んだこのお米は、実際に寄贈式で試食され、その美味しさが再確認されました。この取り組みは、企業の危機管理の枠を超えて、地域貢献に繋がる持続可能な仕組みを作ることの重要性を示しています。

街と農業の未来を見据えて



RKKCSは、「人も、まちも、しあわせに。」をスローガンに持ち、地域の持続可能な発展に貢献することを目指しています。災害備蓄米の寄付のほか、地域の農業や環境保全への取り組みも進めており、南阿蘇村の地下水保全プロジェクトにも協力しています。

近年、熊本県内の子ども食堂の数は急増しており、2017年には9か所だったのが、2025年には206か所に達する見込みです。この背景には、地域の子どもたちに安心して食べられる食事を提供するためのボランティアの活動がありますが、相次ぐ物価高騰が運営の厳しさを増しています。このような状況で、RKKCSの寄贈は、地域の子どもたちを支える一助となることでしょう。

まとめ



RKKCSの災害備蓄米寄贈活動は、企業の社会的責任を果たすと同時に、地域社会が抱える課題にも光を当てるものでした。今後もこのような取り組みが広がり、地域の子どもたちが健康で豊かな食事を享受できる環境が整うことを期待しています。持続可能な社会の実現に向け、企業と地域が共に手を取り合って進む未来に、大きな希望を感じさせる出来事でした。


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会社情報

会社名
株式会社RKKCS
住所
熊本県熊本市西区春日3-15-60JR熊本白川ビル11F
電話番号

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