福山で開催される遊びのオリンピック
2025年6月21日、広島県福山市で「遊びのオリンピック2025ワザワングランプリ」が行われます。このイベントは、株式会社キャステムが運営し、備後地方のものづくり技術系企業が中心となって企画されています。ここでは、伝統的な遊びの技を競い合うことで、未来の匠たちを育てることを目的としています。
ワザワングランプリとは?
「ワザワングランプリ」は、子どもたちが折り紙ヒコーキやビー玉、ベーゴマ、めんこ、紙とんぼといった昔ながらの遊びの技を駆使して競争するイベントです。2008年の開始以来、毎年開催され、2023年には15回目を迎えます。コロナ禍で中止になった時期を経て、再び開催されることとなりました。
競技内容
競技は次の6種目で行われます。参加するのは小学生以下の子どもたちですが、技‐1検定と体験チャレンジは誰でも参加可能です。
1.
ビー玉: 50cmの三角形枠内にあるビー玉をはじき出す「三角出し」の競技です。多くのビー玉を押し出した方が勝ちです。
2.
ベーゴマ: 高角六(直径2.7cm、高さ1.4cm、重さ33g)のベーゴマを使用し、最後まで回り続けた者が勝者です。
3.
めんこ: オリジナルの長方形めんこを使い、相手のめんこを裏返してはじき出します。10回の試行で多くのめんこを取った方が勝ちとなります。
4.
紙とんぼ: 手作りの紙のハネで、飛ばし合いを行う競技です。遠くまで飛ばせた選手が勝利します。
5.
折り紙ヒコーキ: A5サイズの紙で作る折り紙ヒコーキを空高く飛ばし、滞空時間で競います。
イベントスケジュールと参加について
イベントは午前9時に開場し、9時30分に開会式が行われます。競技開始は10時50分からで、14時30分には統一戦が予定されています。参加のための費用は無料ですが、材料費として100円が必要です。また、アリーナ内は土足禁止のため、室内シューズの持参が求められます。
開催直前の熱気
開催趣旨として、昔の遊びの良さを再認識し、地域のつながりを大切にすることが挙げられています。団塊の世代が培った遊びの工夫が、子どもたちのチャンスを広げるのです。今ではゲームに頼る傾向が強くなる中、実際に体を使った遊びを通じて、子どもたちにクリエイティブな考えを育成する重要性が強調されています。
問い合わせ先
詳細な質問や参加申し込みについては、ワザワングランプリ実行委員会事務局(株式会社キャステム)までお問い合わせください。
電話: 084-961-0669
メール:
[email protected]
新たな技を身につけ、仲間との絆を深めるこの貴重な機会をお見逃しなく!