TOKYO CITY SYMPHONY受賞
2013-06-21 17:12:27

六本木ヒルズ10周年「TOKYO CITY SYMPHONY」がカンヌライオンズでシルバー賞受賞

六本木ヒルズ10周年記念企画「TOKYO CITY SYMPHONY」がシルバー賞を受賞



カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバルにおいて、六本木ヒルズの10周年を祝うプロジェクト「TOKYO CITY SYMPHONY」が、サイバー部門で見事シルバー賞を受賞しました。この企画は株式会社SIXが制作したWEBサイトで、東京の街を新たな視点から楽しむことができる素晴らしい体験を提供しています。

受賞の背景と意味


クリエイティブディレクターである大八木翼氏は、「TOKYO CITY SYMPHONY」を自身の思いを込めた東京へのラブレターと表現。東京独特のエネルギーと魅力を、全く新しい形で世界に発信したいという情熱がこもった作品です。大八木氏は、「この街が持つ不思議な磁力を多くの人と共有したい」と語り、制作には実に9ヶ月を費やしました。その結果、シンフォニーはユニークな3Dプロジェクションマッピングにより、訪問者に新たな体験を提供しています。

審査員のひとり、北風勝氏は「都市模型を基にした洗練されたクリエイティブ」と称賛。タレントやマスパワーを使わず、純粋にクラフトと音楽で心をつかむ作品に仕上がったと評価しています。彼は森ビルが「東京を世界一の都市にする」という志を具現化したことが、受賞につながったと考えています。

TOKYO CITY SYMPHONYの魅力


「TOKYO CITY SYMPHONY」は、森ビルが独自に制作した1:1000スケールの東京の都市模型を舞台にしています。ユーザーは特設サイトにアクセスし、簡単な操作で3Dプロジェクションマッピングを体験することができ、すぐに自分だけのオリジナル映像と音楽を楽しむことができます。一つ一つの建物には独自の輪郭が設定されており、訪問者はその情報をもとに多彩な映像を投影できます。

サイトオープンから2か月で、アクセス数は100万回を超え、YouTubeやVimeoでの動画再生も30万回以上に達しました。その結果、国内だけでなく、世界140か国以上の人々にも届いています。ユーザーは自作の映像をTwitterやFacebookで発信でき、リアルタイムで東京の魅力を広めることができるこの仕掛けが評価されています。

国内トップクリエイターの集結


このプロジェクトには、国内外で活躍する多くのクリエイターが参加しました。プロジェクションマッピングにはP.I.C.S.が携わり、映像ディレクターは有名アーティストの作品も手掛けるTAKCOMが担当しています。また、インタラクティブなウェブサイト制作に定評のあるBasculeからも優れた技術者が参加。音楽の作曲は坂本龍一が手掛けるレーベル所属のアーティスト、□□□の三浦康嗣が担当しました。

大八木氏を中心としたこのプロジェクトは、日本のクリエイティブ界の最高峰とも言える才能たちが集まり、六本木ヒルズ10周年を祝うために作り上げられました。

カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバルとは


カンヌライオンズは、毎年フランスのカンヌで開催される世界最大級の広告祭で、多様なカテゴリーに分かれた受賞作品が審査されます。「TOKYO CITY SYMPHONY」が評価されたサイバー部門でも、優れたクリエイティブを展開するチャンスが数多くあります。

この記念すべきプロジェクトが、今後どのように東京を語り継いでいくのか、ますます目が離せません!

作品URL: TOKYO CITY SYMPHONY

会社情報

会社名
株式会社SIX
住所
東京都港区赤坂5-3-1赤坂Bizタワー
電話番号

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