親子の対話を促す「対話がうまれる展覧会 vol.1」
長野県東御市で、2024年に行われる「対話がうまれる展覧会 vol.1」が注目を集めています。本展覧会は、イラストレーターである後藤美月の作品を通じて、親子の対話を深めることを目的としています。
開催の意義
本企画は、現代社会が多様性を反映する場であり、異なる価値観を持つ人々が共生する姿を映し出すものです。後藤美月は、独自の色紙やマスキングテープを使用して、複数の形を融合させることで、言語では表現しきれない個々の存在を象徴しています。この展覧会を通じて、子供たちにとって最も身近な存在である親との対話を促進し、自己理解を深めることを目的としています。
展覧会の開催日程
「対話がうまれる展覧会 vol.1」は、2024年の4月12日から6月8日まで、東御市梅野記念絵画館ふれあい館で行われます。入館料は一般500円(団体400円)、中学生以下は無料です。月曜日は休館日となりますので、ご注意ください。
展示内容
展覧会では、以下の二つのセクションが設けられています。
色・いろ・形
「これは何に見える?」、「なんでそう思ったの?」といった問いかけを通じて、親子が作品を共に見ながら意見を交わすセクションです。後藤美月の原画が展示され、親子での対話のきっかけとなるよう工夫されています。
きもちのカタチ
後藤の絵本『おなみだぽいぽい』の原画を基に、子供たちと保護者が互いの気持ちを共有する場を作ります。「この子はいま、どんな気持ちかな?」などの質問を掲げ、感情について話し合うことが可能です。
特別プログラムの開催
また、展覧会期間中には、親子で参加できる複数のイベントも予定されています。
親子でおしゃべり鑑賞会
親子で自由に作品を観賞しながら会話を楽しむイベントで、4月19日及び5月3日に実施されます。事前予約は不要で、料金は500円です。
ワークショップ「つくろう!きもちちゃん、かたちちゃん」
親子でコラージュを通じて、感情を形にする作品作りを行います。4月27日に開催され、事前予約が必要です。
おはなし会
親子間のコミュニケーションをテーマに、専門家と共に「対話」について考えるイベントも、5月25日に行われます。参加は無料となっています。
まとめ
この展覧会は、親子の対話を通じて、双方が自己を理解し合う貴重な機会となることが期待されています。また、後藤美月の作品を通して、皆さんの中に新たなしっかりとした対話の形を見つけ出す良いきっかけとなることでしょう。
ぜひ、この機会を利用して、親子でのコミュニケーションを深めてみてください!