ライセンスコストを抑える！新たな農業ソリューションの登場

新たな農業DXの推進ツール

株式会社メディアフュージョンが2025年1月5日に提供開始する「kintone・SharePointスマホ連携ツール」は、スマホ利用時のライセンスコストを大幅に抑えることができる画期的なソリューションです。特に農業事業者に向けた「スマート農業労務会計システム」にも注力し、オープンソースとして無償公開されています。これにより、多くの中小企業がDXを推進する手助けとなるでしょう。

スマホ利用におけるライセンスコストの課題

kintoneは非常に便利なローコード/ノーコードツールですが、ユーザー数に応じた課金体系が存在します。特に、管理者向けのPCユーザーと現場作業者のスマホユーザーでは、同じライセンス料金を支払う状況が多いため、コスト面での不満が収束しないといった課題が指摘されています。

「kintone・SharePointスマホ画面連携ツール」の特徴

株式会社メディアフュージョンが提供する新しいツールは、こうした課題を見事に解決します。このツールは、kintoneのデータをSharePointを通じてスマートフォンにリアルタイムで連携することによって、追加ライセンスを必要とせず、柔軟なユーザー運用が可能です。

本ツールの主なメリット

1. 追加ライセンス不要：スマホ画面へのアクセスがMicrosoft 365のゲストユーザーとして可能なため、ユーザーが11人以上になっても追加コストが発生しません。
2. 無制限のユーザー数：Microsoft 365のゲストユーザーシステムにより、何人でも招待可能。管理者のみにライセンスが必要です。
3. データのリアルタイム同期：kintoneのデータは常に最新のものとしてSharePointに同期されます。

このように、運用が非常に柔軟かつ経済的なこのツールは、特に農業分野での効率化に寄与できる製品となっています。

スマート農業労務会計システムの開発

また、「kintone・SharePointスマホ画面連携ツール」を利用して開発された「スマート農業労務会計システム」は、農業事業者の協力を通じて実現しました。このシステムは、作付情報の管理、作業者の進捗管理、収穫や在庫、販売、そして人件費の計算などを一元管理し、現場の業務の効率化を図るものです。

オープンソースの公開

特筆すべきは、この「スマート農業労務会計システム」のkintoneアプリがオープンソースとして無償で公開されている点です。中小の農業事業者に対するDX推進を後押しすることを目的とし、自由に改造することができます。

利用条件について

- 対象：中小規模の農業事業者
- クレジット表示が求められ、再販や商用配布には事前許可が必要になります。

今後の展開と可能性

当社は、本ツールを農業分野だけにとどまらず、教育機関や製造業向けにも展開していく予定です。また、kintoneとMicrosoft 365の連携技術を活用して、クライアントの独自の業務課題に応じたカスタマイズ開発にも力を入れていきます。

新しい農業ソリューションがもたらす変化により、業務の効率化だけでなく、持続可能な農業経営を実現する可能性が大いに広がっています。