オリンピックメダリストと人事専門家が語る対話とマネジメントの新時代

異色の共演が生む新たな視点

2025年6月3日、東京都千代田区にて「HR Spark! Day」が開催される。このイベントでは、オリンピックメダリストで『熟達論』の著者である為末大氏と、『罰ゲーム化する管理職』の著者で人事領域の第一人者、小林祐児氏が初の共演を果たす。彼らは、現代の労働環境及びマネジメントにおける「対話」の重要性について語る。

イベントの背景

昨今、テレワークの普及や心理的安全性の確保が求められる中で、組織内の対話のあり方が見直されている。対話の強化を訴える「対話推進派」と、実際の現場での実装に懐疑的な「対話懐疑派」という二つの立場が生まれ、組織のコミュニケーションが分断されつつある。こうした中で、対話とマネジメントを再構築することが求められ、特に管理職の役割が注目されている。

このイベントでは、為末氏がアスリートとしての経験を生かし、成長のプロセスを5段階に分けて解説し、企業のマネジメントに重ねて話を進める。対して小林氏は、現代組織における対話の必要性を社会学の観点から掘り下げ、推進派と懐疑派を結びつける新たなコミュニケーションデザインについて語る。

イベント概要

- イベント名: HR Spark! Day
- 日時: 2025年6月3日 13:00〜17:00（受付開始12:30）
- 開催場所: LIFULL HUB 麹町（東京都千代田区）
- 参加対象: 人事担当者、経営層
- 参加費用: 無料（事前申込制、先着150名）
- 主催: 株式会社フルート

お申し込みはこちら HR Spark! Day。雑談形式で途中入退場も可能で、皆さんの参加をお待ちしています。

ゲスト講演内容

為末大氏の講演題は「マネジメントの熟達論」。個人の成長に必要なプロセスを学び、管理職としての役割にどう向き合うかを探る。小林氏の講演は「社縁2.0」で、組織内での対話をどのように取り戻すか、データを基にした解説が期待される。

特別対談と交流会

15:25からの特別対談セッションでは、小林氏と為末氏がスイッチインタビュー形式で対話を深める。この機会に、参加者からの質問にも答える時間が設けられ、貴重なインサイトを得ることができる。

イベント終了後には交流会が行われ、他社の人事担当者と気軽に情報交換ができる場も提供される。メンターとの直接的な対話を通じて、自身のマネジメントスタイルを見直す絶好の機会となるだろう。