ヤマザキマリが描く多彩な世界、新たな展覧会が京都で開幕！

ヤマザキマリが描く多彩な世界、展覧会が京都に登場

2026年2月21日より、美術館「えき」KYOTOにて『ヤマザキマリの世界』と題された展覧会が開催されます。この展覧会では、漫画家・画家・著述家としてのヤマザキマリの魅力を余すところなく紹介します。彼女は14歳の頃に初めてヨーロッパを訪れて以来、国境を越えた生き方を貫いてきました。その豊かな経験と知識は、古代ローマと現代日本の入浴文化を融合させた代表作『テルマエ・ロマエ』などに色濃く表れています。

画家としての軌跡

展覧会では、ヤマザキマリが画家として描いた作品も展示されます。特に注目すべきは、山下達郎のアルバム「SOFTLY」（2022年）用に制作した油彩肖像画です。さらに、落語家の立川志の輔や人間国宝の桐竹勘十郎を描いた作品にも目を見張ることでしょう。これらの絵画を通じて、ヤマザキマリの鋭い観察力とセンスを感じ取ることができます。

著述家としての幅広い活動

また、彼女は著述家としても多岐にわたる活動をしています。単著の書籍、共著作品、さらには雑誌記事など、さまざまな形でその文学的な才能を発揮しています。彼女の文章には、旅や文化を通じて得られた深い洞察が詰まっています。これらの著作も展覧会の一部として紹介され、来場者にはその魅力を直接味わうことができます。

漫画家としての魅力

『テルマエ・ロマエ』をはじめとする彼女の漫画作品も見逃せません。展覧会では、手描きの原稿が多数展示される予定で、ファンにとってはたまらない機会となるでしょう。作品が持つ独特の世界観やキャラクターへの愛着を感じながら、ヤマザキマリの漫画の魅力を再発見できること間違いなしです。

特別トークイベントのご案内

さらに、展覧会開幕前夜にヤマザキマリ氏によるスペシャルトークイベントも開催されます。日時は2026年2月20日（金）19：00〜20：00で、作品にまつわるエピソードや、各国での暮らしや旅についてお話しいただけます。定員は30名で、参加は18歳以上限定、料金は1,500円（税込）です。参加券は2026年1月5日（月）10：00よりローソンチケットにて販売開始されます。