PRの秘訣を学べる新刊書籍『だれでもPRメソッド』
広告とマーケティングのプロ、株式会社宣伝会議から新たにリリースされた書籍『広報・PRの現場直送 だれでもPRメソッド スルーされない 伝わる情報設計』。本書は、特に情報発信に悩んでいる方々に向けて、実用的なスキルや知識を提供しています。発売日は6月20日で、全国の書店やオンラインストアで購入可能です。
著者は、電通PRコンサルティングの「PRX Studio Q」。このチームは、PRプランナーの才人たちで構成されており、2021年からnoteで発表された実践的な知見を集約し、1冊の書籍にまとめたものです。内容は、広報・PRの現場で直面する様々な課題に対処するための方法を、イラストや図を駆使して分かりやすく解説しています。
本書には、数多くの企業が抱える「なぜ自社の情報が伝わらないのか?」という疑問に対する答えが詰まっています。SNSでの反応が薄い、メディアに取り上げられないといった悩みを持つ広報担当者や事業者には、必読の一冊です。
書籍の内容と構成
『だれでもPRメソッド』は、現代のPRに必要な視点を再考するきっかけを提供します。特に強調されているのは、「相手視点」の重要性です。相手の立場に立って考えることで、より効果的にメッセージを伝える技術を学びます。
第1章では、「スルーされないための視点の拡げ方」がテーマです。相手の全体像を捉えるための視点の変化、発信メッセージを受け取る人の「守備範囲」に合わせる工夫を紹介しています。PRプランナーが使う現場の声を盛り込んでおり、実践に役立つ具体例が随所に取り入れられています。
第2章では、最初に目を引くための工夫を詰め込み、効果的な情報伝達に必要な要素を解説しています。著名なメディア編集長やプロデューサーへのインタビューも交え、実際の業界で通用するアイデアを得ることができます。
第3章では、「らしさ」を伝える力の重要性が述べられています。お互いの個適性を重視し、それをPRにどう活かすかという点に焦点を当てています。インフルエンサーへのインタビューを通じて、現実的な成功の秘訣にも触れています。
PRの新常識を学べる一冊
本書は、広報・PRに関わる方だけでなく、SNSやオウンドメディアを通じて情報発信を行うあらゆる人にとって有用なガイドとなるでしょう。伝えたいことを効果的に届けるための多彩な手法が紹介されており、実践することで情報が「スルーされずに」伝わる可能性が広がります。
新しいPRの方法論を学びたい方はぜひ手に取ってみてください。書籍は本体価格2,000円+税、ISBNは978-4-88335-627-0です。