ポイントサービスの新たな実態とは
最近の調査において、ポイントサービス利用者の動向が明らかになりました。株式会社マイボイスコムが実施したこの調査では、直近1年間にポイントサービスを利用した人たちがどのようなサービスを選択しているのかがわかります。全体の約8割が「楽天ポイント」を利用し、5割強が「Vポイント」を選んでいます。特にスマートフォンアプリの採用が進んでおり、利用者層が広がっていることが特徴です。
利用した店舗・施設
調査によると、ポイントサービスを利用している店舗は「スーパーマーケット」と「ドラッグストア」が各60%台を記録しています。続いて「コンビニエンスストア」と「クレジットカード」が約55%、さらに「オンラインショップ」も同様の実績を上げています。特に女性の利用率が高く、スーパーマーケットやドラッグストアでの利用が70%を超える結果となりました。また、ファストフード店を好む若年層や、喫茶店を利用する女性も多いことがわかります。
ポイントサービスの人気
利用者が選んだポイントサービスでは、75.7%が「楽天ポイント」を挙げ、次いで53.6%が「Vポイント」を用いているとのことです。加えて、「dポイント」「Pontaポイント」「PayPayポイント」もそれぞれ約50%で利用されています。特に女性の利用者には「WAON POINT」が人気で、40代から60代の女性に特に注目されていることも報告されています。対照的に、男性利用者の中で「Vポイント」が圧倒的に支持されています。
ポイント利用状況
ポイントを積極的に使うという意識は高く、調査対象者の7割以上が「積極的に」または「やや積極的に」ポイントを利用していると回答しています。特に40代から50代の女性の利用率が顕著であり、男性は30代で低めの割合に留まっています。これは、ライフスタイルの違いが背景にあると考えられます。
ポイントカードアプリの利用状況
昨今、スマートフォンを利用したポイントカードアプリの普及が進んでいます。調査対象者の8割近くが何らかのアプリを利用し、その中でも「共通ポイントサービスの公式アプリ」が66.4%を占めています。また、41.1%が店舗限定のアプリを利用しており、特に女性に多く見られる傾向です。この傾向は2019年の調査からも増加し続けているため、今後も期待される分野となるでしょう。
ポイントサービス利用の行動
調査では、ポイントサービスを利用する際の行動についても触れています。具体的には、41.7%が「ポイントサービスの取り扱い店を選んで利用・購入する」と回答し、38.4%が「キャンペーンがあるときに店や商品を利用・購入する」と答えています。このように、多くの人がポイントを意識した購買行動を取っていることが見受けられます。
回答者の声
実際に報告された利用者の声には、楽天ポイントを用いたネットショッピングの便利さや、ドコモのスマホと連動しているdポイントの利便性が挙げられています。PayPayポイントを利用する理由には、その自然な貯まり方が好まれていることが示されています。
結論
今後もポイントサービスは私たちの生活に深く根付いていくことが予想されます。これらの調査結果は、利用者のニーズや行動に基づいていますので、利用する際の参考になるでしょう。また、ポイントサービスの利用に関する行動や選択は、今後の購買やサービス向上にも寄与していくこと間違いありません。