大阪芸術大学との共同プロジェクトが生み出した新しい壁面サインをご紹介

大阪芸術大学との新たなコラボレーション

2024年3月29日、オートバックスセブンが開催したデザインコンテストの最優秀作品が神戸市のショッピングモール「サンシャインワーフ神戸」に披露されました。このプロジェクトは、大阪芸術大学との産学連携の一環として進められており、昨年から続く試みで、多くの人々に愛される魅力的な施設を作ることを目指しています。

デザインコンテストの概要

今回のデザインコンテストは、サンシャインワーフ神戸の壁面サインのデザインをテーマにしています。施設のコンセプト「海と光を楽しめる界隈」や、その命名の由来である「陽光を浴びる波止場」及び「世界一の雲梯」といった要素を取り入れることが求められました。元々の施設のコンセプトを反映し、訪れる人々に親しみやすさと心地よさを伝えるデザインを競うこのイベントには、大阪芸術大学デザイン学科の学生17名が参加。志の高い、多様なデザインが集結しました。

コンテストの審査

作品の審査は、空間のプロフェッショナルである株式会社丹青社の林野友紀クリエイティブエキスパートが監修する形で行われました。この厳選された審査基準のもと、最優秀賞や各賞が選定されました。

今回の最優秀賞は、大阪芸術大学デザイン学科3年の吉田茜さんの作品「サンシャインワーフsea」に決定。作品は、賑やかなショッピングモールから見える大きな海をモチーフにし、海の生き物たちが楽しむ様子を描いた美しいデザインです。色は様々な青色でまとめられ、海面から差し込む光の表現や奥行き感が巧みに表現されています。

吉田茜さんの受賞コメント

吉田さんは、選ばれたことに驚きと興奮を隠せず、サンシャインワーフ神戸のシンボルとしてこの作品が多くの人に楽しんでもらえることを願っているとのこと。また、今回の受賞により、若い世代の視点がしっかりと表現される機会となり、海や自然への愛情をさらに感じてもらえることを期待しています。

サンシャインワーフ神戸の魅力

神戸市に位置するサンシャインワーフ神戸は、2000年に建設された大型複合施設で、地域経済の発展に寄与することを目的としています。施設内にはスーパーマーケット、飲食店、家電量販店、スポーツ用品店など、合計で16店舗が営業中です。また、南に広がる広場には、世界記録に認定された「世界で一番長い雲梯」が設置され、観光客にも人気のスポットです。

受賞作品と今後の展望

最後に、デザインコンテストの優秀賞には南野智香さん、特別賞に岸本真唯さんが選ばれ、オートバックスセブン賞も数名の学生に贈られました。オートバックスセブンは「社会の交通の安全とお客様の豊かな人生の実現」という理念に基づき、今後も社会課題の解決に向けた取り組みを続け、地域とのつながりを大切にしていきます。サンシャインワーフ神戸に設置された新しいサインに、ぜひ訪れてその魅力を体感してみてください。