メールセキュリティを強化する『AutoSPF』日本上陸
2025年10月、東京都に本社を置く株式会社プリモポストは、米国のメールセキュリティ分野の先駆者であるDuoCircleと提携し、SPFレコードの自動フラット化サービス『AutoSPF』を正式に日本市場へ導入しました。このサービスは、メールの送信ドメイン認証技術であるSPF(Sender Policy Framework)の設定を最適化し、維持するクラウドに基づくソリューションです。
SPF制限とその課題
SPFは、DNSルックアップの回数に上限があり、最大10回に制限されています。多くの企業はGoogle WorkspaceやSalesforce、HubSpotなどのクラウドサービスを利用する中で、この制限が原因でSPFレコードの頻繁な書き換えを余儀なくされ、しばしば「PermError(永久的エラー)」を引き起こし、メールの配信トラブルや認証エラーを誘発する場合があります。
これにより、正しいメールであっても、受信側に誤って「なりすまし」として扱われることがあり、迷惑メールフォルダに振り分けられたり、受信拒否される事態につながります。『AutoSPF』は、これらの問題を自動的に解消し、SPF設定をフラット化(最適化)することで、配信の成功率を向上させ、メール管理の工数削減を実現します。
簡単導入とシンプルな運用
『AutoSPF』の導入は非常にシンプルで、専門的な知識がなくても簡単に行えます。導入の流れは以下の通りです:
1.
お申込み: お問い合わせからトライアル契約を申し込む。
2.
ドメイン登録と設定: 最適化したいドメインを登録することで、『AutoSPF』が自動生成したSPFレコードに置き換わります。
3.
効果検証(30日間): 無料トライアル中にSPF認証エラーの解消やメールの到達率改善の効果を確認できます。
コンパクトな設定だけで複雑なSPF管理が容易になり、安定したメール配信を確保できます。
コストパフォーマンス
『AutoSPF』のサービス利用料金は、年払いで15万円(税込165,000円)、月払いで1万5千円(税込16,500円)と、非常にコストパフォーマンスが良くなっています。加えて、月間の送信通数に関係なく、定額制でサービスを利用可能です。1ドメイン追加につき、一時払いで5,000円が必要ですが、これにより複数のドメインを持つ事業者にも柔軟に対応できます。
代表者コメント
プリモポストの代表取締役である日吉浩之氏は、「メールセキュリティと到達率の最適化は、すべての事業者にとって非常に重要です。DuoCircleとの提携により、日本の事業者がSPF管理の課題を解消し、信頼性の高いメール配信を実現する支援ができることを嬉しく思います」と述べています。
DuoCircleのSr. ManagerであるBrad Slavin氏も「日本の企業は高いIT環境を持ち、複数のクラウドサービスを駆使しています。AutoSPFがその実力を発揮し、IT担当者の負担を軽減できることを期待しています」と述べました。
結び
『AutoSPF』は、これまで見過ごされがちだったSPF運用の負担を軽減し、シンプルかつ確実に成果をもたらすサービスとして、今後の日本市場での活躍が期待されます。メールの到達率向上を目指すすべての事業者に、ぜひ注目していただきたいソリューションです。