廃棄米から生まれた環境配慮ストロー『RICE STRAW』が新発売

サステナブルな『RICE STRAW』が新登場

2023年、環境への配慮が高まる中、株式会社cochiから新しいタイプのストロー「RICE STRAW」が登場しました。これは、製造元のマレーシアで規格外となった廃棄米を主原料とし、持続可能な方法で製造された完全脱プラのストローです。100%自然由来のこのストローは、プラスチックに代わる新たな選択肢として注目を集めています。

環境にも優しい設計

「RICE STRAW」は、廃棄米とタピオカ粉、水、天然の着色料（例えばビーツや黒にんじん）を使用しています。これにより、製造過程においてもプラスチックを一切使用せず、自然に還ることが可能な製品です。このストローは、堆肥化ができるため、新たな作物を生み出す手助けにもなります。サーキュラーエコノミーを実現する製品として、持続可能な未来を支える役割を果たします。

一般的なプラスチックストローが引き起こす環境問題に対し、「RICE STRAW」は水中で自然に分解されるため、海洋生物の保護にも貢献。不必要なCO2の排出を抑えつつ、環境への影響を最小限に抑えています。

飲み心地の良さを実現

多くのエコストローは、口当たりや飲み心地に課題を抱えていますが、「RICE STRAW」はその点で優れています。硬い素材のおかげで強度があり、指で押しても潰れることがありません。お米由来の成分が使用されており、飲んでいる間に不快な感覚を覚えることもありません。実験では、ドリンクに2時間浸しても形状が変わらず、最後まで快適な吸引体験を提供します。

カラーバリエーション豊富

「RICE STRAW」は、全7色に展開され、どれも天然の着色料を使用。これにより、インスタ映えを狙った華やかなドリンク作りにも最適です。飲み物の種類に応じて選べるよう、口径も6.5mm、8mm、9mm、13mmの4サイズが用意されています。これにより、スムージーやタピオカドリンクなど、様々な飲料に対応可能です。イベントなどでの使用にもおすすめです。

業務用からの導入

2023年9月から事業者向けの販売が開始され、飲食店などの現場でも好評を得ています。一般的な紙ストローよりもリーズナブルな価格設定のため、既存のストローから「RICE STRAW」への切り替えが容易です。家庭用や小売業者向け製品は2024年初頭に登場予定です。

企業情報

「RICE STRAW」を展開する株式会社cochiは、東京都港区に本社を置き、様々なマーケティング戦略を展開しています。代表取締役の渡邊蘭氏は、マーケティング分野での経験を活かし、サステナブルな製品の発展を目指してきました。彼女の情熱が実を結び、「RICE STRAW」の国内販売へとつながっているのです。

今後の展開に目が離せない「RICE STRAW」。環境を配慮した飲み物ライフを送りたい方にぜひ試していただきたい商品です。