岡山県高梁市にて子連れ無料のワーキングスペースがオープン！

岡山県高梁市に誕生した新たなワークスペース

2024年2月、岡山県高梁市の栄町商店街に新たにオープンした「栄町商店街まちのリビングニューエスカ」。この新しいワーキングスペースは、特に子育て世代に配慮したつくりになっており、子どもを連れての利用が可能な「子連れ無料」のサービスを提供しています。オープニングイベントは2024年2月2日（金）11:30から開催され、地元の高校生たちも参加し、地域のつながりが感じられるイベントとして注目が集まっています。

栄町商店街の歴史的な背景

この場所は、かつて「エスカ」というショッピングデパートがあり、多くの人々に利用されていました。昭和50年にオープンし、平成20年に閉店したこの店には、高梁市民にとっての思い出が詰まっています。「エスカ」は高梁初のエスカレーターを設置した店としても知られており、地域の自慢でした。

リノベーションのエコシステム

今回のニューエスカは、地元の中高生や大学生の手によって生まれ変わりました。特に、高梁城南高校の生徒たちが主体となり、蛍光灯の取り外しや壁の塗り替え、看板の制作など、様々なリノベーション活動を行いました。これにより、単なるワークスペースに留まらず、地域の人々が一体感を持って参加した証となっています。

子育てしやすいまちづくりの一環

高梁市では、人口減少が進む中で「子育てしやすいまちづくり」を理念に様々な政策が進められています。特に「ベビーファースト宣言」に基づいた取り組みとして、ニューエスカは子育て世帯を支援する機能を重視しています。その結果、リモートワークやワーケーションの場としても最適化され、働く親たちにとっての安心を提供しています。

子どもたちの癒しの空間

ニューエスカは、子どもたちが遊び、学ぶ「第3の居場所」としても機能します。放課後や休日には、子どもたちが集まって活動できるスペースとしての利用が期待されており、大人たちとの交流を通じて新たなつながりも生まれることでしょう。

利用料金とサービス概要

ニューエスカでは、ドロップイン形式のコワーキングスペースをはじめ、キッズスペース、イベント会場、セレクトショップなど多様な機能があります。利用料金は、ドロップイン利用が3時間900円（税別）、1日利用が3,000円（税別）となっており、月額会員制度も設けられています。特に、子連れの方や学生の場合は利用が無料で、さまざまなニーズに応えています。