ダスキンミュージアムにて新しい体験型アトラクション「モップがけの達人」が開幕
2025年2月14日、株式会社ダスキンは、東京農工大学との共同研究を基に開発した体験型アトラクション『モップがけの達人』をダスキンミュージアムの「おそうじ館」に導入することを発表しました。この新しいアトラクションは、楽しく効率的なモップの使い方を学ぶことができる内容となっており、来場者はプロジェクションマッピングが施された床を実際にダスキンモップで掃除しながら、ホコリを舞い上げにくい清掃方法を学ぶことができます。
体験内容と特徴
『モップがけの達人』では、モップに設置されたセンサーとAI技術を活用して、掃除動作をリアルタイムに解析します。参与者は、モップを使った「歩きがけ」「横どめがけ」「すきまがけ」「S字がけ」の4つの動作を通じて掃除の技術を学ぶことができます。業務用のモップを使った実践的な体験ができ、体験終了後には、得られた結果が二次元コードとして表示されます。これをスキャンすることで、結果をスマートフォンにダウンロード・保存することができます。
開発の背景
このアトラクションの開発は、共働き家庭の増加や時短需要の高まりといった背景の中で、家事の効率化が求められているという現状に基づいています。ダスキンでは2020年度から東京農工大学中山研究室との共同研究を始め、AIやIoTを活用した行動認識技術を用いて、効率的な清掃方法を探求してきました。また、センサー技術を専門とするエム・ティ・プランニングが制作を担当し、楽しく学べるコンテンツに仕上げました。
開発担当者のコメント
ダスキンの開発研究所の御厨氏は、「今回の『モップがけの達人』を通じて、効率的なお掃除方法を楽しみながら習得していただき、家庭やオフィスで活用していただけると嬉しいです」と述べています。
東京農工大学の深澤氏も、「プロジェクションマッピングによる動作支援が、より楽しく効率的な掃除につながると期待しています。さらなるコーチング技術の開発も今後進めていきたいです」と語りました。
ダスキンミュージアムについて
ダスキンミュージアムは、大阪府吹田市に位置し、2015年に開館した企業ミュージアムです。館内には、「ミスドミュージアム」と「おそうじ館」の二つのスペースがあります。特に「おそうじ館」では、掃除に関する様々な展示や体験が用意され、来館者はダスキンの清掃技術や商品の良さを直接体感できます。2024年には、来館者の累計数が50万人を超える予定で、多くの人々に親しまれています。
入館料は無料ですが、一部の体験には料金がかかることがあります。開館時間は10時から16時まで、月曜は休館日ですので、訪れる際は注意が必要です。アクセスは大阪メトロ御堂筋線の江坂駅から徒歩約10分の位置にあります。
新しい体験型アトラクション『モップがけの達人』で、掃除を学びながら楽しむ一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。