御岳蒸留所のウイスキー、金賞受賞の瞬間
2025年7月29日に発表されたアジアワールドスピリッツコンペティション(AWSC)において、鹿児島県日置市に位置する御岳蒸留所の「JAPANESE SINGLE MALT WHISKY 御岳 2025」が名誉ある金賞を受賞しました。この受賞は、日頃から御岳蒸留所のウイスキーを愛してくださる皆様のおかげであり、心より感謝の意を表しています。
御岳蒸留所のこだわりのウイスキー造り
御岳蒸留所では、180年にわたる蒸留技術を駆使し、自ら培った酵母と厳選された二条大麦を使用しています。そのモルトを“味わうために作られた”シェリー酒で使われたファーストフィルソレラシェリーバットで5年間熟成させることで、他にはないユニークなフレーバーを生み出しています。
金賞の背景とは
AWSCは、アジアとオーストラリアのスピリッツ業界の活気を示す大会で、審査方法は経験豊富な専門家による厳しいブラインドテイスティングです。このコンペティションでの受賞は、御岳蒸留所のウイスキーが世界的に認知されている証です。
審査員からは、「カスタード、焼きリンゴ、キャラメルの香りから始まり、口当たりはまろやかでフルーティー、心地よいバランスが良い」と、高く評価されました。これは、御岳蒸留所が長年培ってきた技術の賜物です。
御岳蒸留所の魅力
鹿児島の自然豊かな地である御岳蒸留所は、温暖でありながらも蒸留に適した冷涼な気候が特徴です。また、毎分1,000リットル以上湧き出る天然軟水を使用しており、この水がウイスキー作りに欠かせない要素となっています。
「樽」もまた御岳のウイスキーにおいて重要な原材料です。熟成に使用されるシェリー古樽は、すべてが厳選されたファーストフィルで、スペインのアンダルシア地方から選び抜かれたものです。職人の手によって丁寧にメンテナンスされており、ウイスキーとの“マリアージュ”が実現しています。
極上のテイスティング体験
「JAPANESE SINGLE MALT WHISKY 御岳 2025」は、口当たりが滑らかで、芳醇かつ華やかなフルーツの香りが楽しめる上品な仕上がりです。アルコール度数は43%、価格は14,300円(税込)となっています。色合いは美しいアンバーゴールドで、ドライフルーツやバニラの風味が調和し、食前酒やディナーのお供に最適です。
まとめ
御岳蒸留所は、創業1845年から続く歴史ある蔵元で、今後も多くの方々に感動を与えるウイスキー作りに精進します。また、皆様のウイスキーへの期待に応え、さらなる高みを目指していくことを心に誓います。
公式ウェブサイト
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