株式会社360Channelが革新的なサービス「AI Caster」を発表
株式会社360Channelが、AI利用の新サービス「AI Caster」を正式にリリースしました。このサービスは、同社が設立した先端技術研究開発ラボ「AI LAB.」の初めてのプロジェクトです。360Channelは、映像制作の経験と最先端の生成AI技術を活用し、革新的な情報発信の方法を提供することを目指しています。
「AI Caster」の特徴と機能
「AI Caster」は企業向けの広報やプロモーション活動を支援し、業務効率化を実現するための新たなツールです。このプラットフォームでは、PR動画や社内マニュアル、FAQ対応までを簡易に映像化できます。また、オフィスでの受付業務から社内研修まで、幅広いシーンでの適用が見込まれています。専用のアプリが不要で、ウェブブラウザから全ての操作が完了できるため、手軽に導入が可能です。
オリジナルキャスターの制作
「AI Caster」では、企業独自のキャスターを制作できます。生成AIを活用して、企業オリジナルキャスターを作成したり、写真やイラストからキャスターを生成したりすることが可能です。また、管理ツールに入力されたテキストをもとに、キャスターが自然な会話形式で情報を届けます。必要に応じて自動でナレーションが加わり、番組風の動画が自動生成されます。
会話型AIインターフェース
このサービスは一方通行の情報発信だけでなく、ユーザーとの双方向コミュニケーションを実現しています。音声による質問にもリアルタイムで対応でき、資料やマニュアルの画像を表示しながら的確に情報を提供することが可能です。これにより、利用者はよりインタラクティブで親しみやすい体験を得ることができます。
「AI Caster」の活用事例
1. AI社長
実在する経営者の顔写真と音声クローンを組み合わせることで、社長が直接メッセージを伝えることができるAIキャスターが登場します。企業理念や採用メッセージなどを引き立てる新たな体験を提供します。
2. AI受付
エントランスやウェブサイトに配置することで、来者への自然な対応が可能になります。24時間365日、来訪者の受付を行い、資料の提供や会社紹介が行えます。
3. AIカスタマーサポート
FAQ対応や製品案内など、カスタマーサポートをAIが代替。テキスト検索に加え音声入力にも対応するため、利用者は直感的に疑問を解消できます。これにより、顧客体験の向上が期待されます。
コストと導入について
「AI Caster」は、月額システム運用費が10万円からとのことです。初期制作費は別途必要ですが、API版として提供することでコストを抑えることが可能です。また、導入支援や各種カスタマイズも行っているため、企業ごとのニーズに応じた提案ができます。
360Channelは、常に新しい技術の導入に取り組んでおり、企業と消費者の新たな接点を構築するための事業を展開しています。今後も「AI Caster」を通じて、さらなる新体験を提供することが期待されています。詳しくは、公式サイト(
360Channel公式サイト)をご覧ください。