愛知県ショクブンと静岡県サンクック、食材販売で提携を発表

株式会社ショクブンと株式会社サンクックのコラボレーションが、地域の食材市場に新たな風を吹き込もうとしています。2022年5月10日、愛知県名古屋市に本社を置くショクブン（代表取締役社長：吉田朋春）と、静岡県浜松市を拠点とするサンクック（代表取締役：𠮷田彰）は、特約店契約を正式に締結しました。この契約は、両社がそれぞれの強みを活かしながら、より多様な食材メニューを提供することを目的としています。

現在、ショクブンは東海・関西地区で家庭用総合食材の宅配を行い、サンクックは浜松市を中心に夕食材料の販売と宅配を提供しています。特に、コロナ禍において、巣ごもり需要の急増が見られ、それに伴い食材宅配サービスの需要も高まっています。こうした背景から、多様な業態が参入している中、両社は新しい提携を結ぶことで、地域内食材提供の強化を図ることになりました。

特にこの提携は浜松市を中心にした静岡県西部地域において、ショクブンのメニューや食材の販売を強化する初めての試みです。この地域においてショクブンの選りすぐりの夕食材料を届けることで、顧客の利便性を高めるとともに、独自の食文化を育んでいく事を目指しています。

契約に基づき、サンクックは従来の夕食材料商品をショクブンメニューサービスに切り替え、デジタルマーケティング手法の共有などを通じて、戦略的な関係を築くことを目指します。さらには、既存顧客の満足度提升と、配達エリア内での新規顧客の獲得を目指して邁進するとしています。

株式会社ショクブンは1977年に設立され、家庭用、業務用の食材販売を手掛けており、愛知県名古屋市守山区に所在します。一方、サンクックは1978年に設立され、静岡県浜松市で調理済みの食材のデリバリーも行っています。

両者の提携により、地域における食材サービスが一層充実し、顧客へのより良い食体験の提供が期待されます。これからの展開に注目です。今後の詳細なサービス内容や提供時期については、ショクブンの公式ホームページやサンクックのサイトをチェックしてみてください。