株式会社リバスタの画期的サービス『Buildee』
株式会社リバスタが手がける建設現場施工管理サービス『Buildee』は、2024年6月末に導入企業数が500社を超えたことを発表しました。このフィギュアは、建設業界が抱える「2024年問題」、つまり労働環境の改善と生産性の向上が求められる中での大きな成果です。『Buildee』は、導入数が2024年1月に400社を突破した後、迅速に100社の企業が新たに導入を決定しました。
導入を加速する理由
近年、建設業界では労働環境の改善が喫緊の課題とされており、『Buildee』のような施工管理システムの必要性が増しています。このサービスは、現場の施工管理業務を効率化し、多くの機能を一つのプラットフォームに統合したオールインワンサービスです。具体的には、日々行われる作業間のコミュニケーションや、安全書類の作成、労務の管理、進捗のチェックなど、現場業務に必要な多様な機能を網羅しています。
『Buildee』は、サービスを始めてから約7年が経ちました。現在では、工事成績の優れた企業上位100社中81社がこのサービスを導入しています。これにより、施工管理システムとしての地位を確立しました。
サービスの特色と利便性
『Buildee』の特筆すべき点の一つは、ユーザー登録が無制限で、協力会社が無償で利用できることです。この柔軟なアプローチは、多くの企業からの支持を得る大きな要因となっています。また、2024年の新たな販売体系では、『Buildee労務安全』の単体導入が可能となり、より多くの企業に対応したサービス展開を進めています。
その他サービスとの連携
さらに、リバスタは『Buildee』と他のサービスとの統合を進めています。例えば、最近導入された「TansoMiru(タンソミル)」というCO₂算定サービスとの連携によって、作業機材のCO₂排出量を現場単位で簡単に把握できるようになりました。また、建設技能者向けのポイントサービス「ビルダーズポイント」との結合により、作業者の就業履歴データをもとに、自動でポイントを付与するシステムもすでに稼働しています。これらのアップデートにより、現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)が加速しています。
未来展望
今後の展望としては、AI技術やスマートオフィス導入など、業界のデジタル化を進め、業務の効率化や生産性の向上に寄与していく方針です。特に、2024年から適用される時間外労働の上限規制に対して、サービスの改良を重ねていくことで、企業が業務を効率的に行えるようサポートしていくことが求められています。
リバスタは、「つくる」の現場から世界を変えることを目指し、技術の力を活用して建設業界の課題解決に取り組み続けています。『Buildee』はその取り組みの一環として、建設業の未来を築く重要なツールとして位置付けられています。日々進化を続ける『Buildee』から目が離せません。