東京都池袋のサンシャイン水族館、新たな人気者「ぽてと」が登場！

サンシャイン水族館に新しい仲間が誕生！

東京都池袋に位置するサンシャイン水族館で、新たな人気者が誕生しました。ケープペンギンの赤ちゃんの愛称が「ぽてと」として決定され、7月20日(土)にその発表会が行われました。この赤ちゃんは、5月19日（日）に誕生し、成長過程を見守る特別な展示が開かれていました。

愛称「ぽてと」の誕生と投票結果

「ぽてと」という愛称は、来館者による投票の結果選ばれました。7,302名の来場者が参加し、スタッフが考案した3案の中から「ぽてと」が3,977票を獲得。これにより、「ぽてと」は多くの人々の思いを込めた愛称として正式に名付けられました。投票の結果が公表された場所は、水族館の「草原のペンギン」水槽で、猛暑の中、約50名の来館者が見守る中での実施でした。

公約の実施と成長過程

愛称発表と共に飼育スタッフは「ぽてと」の公約を実現しました。それは、その時一番鮮度の良いイワシを選んで与えるというもので、スタッフはこの公約に基づき、赤ちゃんペンギンが食べやすいように選別した新鮮な魚を給餌しました。この時の「ぽてと」の様子は、来館者にとって特別な思い出となったことでしょう。

また、個体識別のために「ぽてと」をイメージした赤・黄色のリングも初めて装着され、そのセレモニーも行われました。愛称の由来には、赤ちゃんがジャガイモ（ぽてと）の収穫時期に生まれ、コロコロした姿からの愛らしさが込められています。さらに、兄の「おいも」と共に育ってほしいという希望もあります。

飼育担当のコメント

飼育担当の渡邉果南さんは、孵化からの成長を観察しながらの新たな試みが喜びをもたらす一方で、管理の難しさも感じていたと語っています。特に、6月の高温時期には赤ちゃんの体調面が心配されましたが、両親ペンギンによる丁寧な子育てのおかげで、平均体重を上回るペースで成長しています。

「ぽてと」は現在、飼育スタッフと共に魚を食べる練習を重ねながら元気に育っているそうです。今後の成長過程も見守られており、来年の春には性別判定のためのDNA鑑定を行う予定です。

「ぽてと」の成長を楽しむ方法

「ぽてと」の成長はYouTubeやX（旧Twitter）で随時配信されていますので、ファンの皆さんはその成長をリアルタイムで楽しむことができます。また、サンシャイン水族館内のショップでは、愛くるしい「ぽてと」をモチーフにしたグッズも販売されており、ファンにはたまらない魅力となっています。特に、赤ちゃんペンギンのぬいぐるみやマスコットは、触った瞬間にその愛らしさを体感できる商品です。