バングラデシュとの絆を結ぶ「尊厳cafe」オンライン開催のお知らせ

ACEF Youthが届ける「尊厳cafe」

ACEF（アジアキリスト教教育基金）は、1990年からバングラデシュのパートナー団体BDPと協力し、教育支援に取り組んでいます。近年、バングラデシュと日本の社会が大きく変わる中、ACEFは新たなビジョンとして「尊厳」を掲げ、本質的な価値を再認識しています。

尊厳とは何か、それは難解に思えるテーマですが、私たちの中には誰かを大切にしたい、自分自身も大切にしたいという思いがきっと存在します。尊厳について知識を深めることにより、他人や自分をより大切にできる可能性が広がることを信じています。

私たちは、ドナ・ヒックスによる「尊厳の10の要素」と「尊厳の10の誘惑」を参考にしながら、日常の中での尊厳を探求しています。尊厳は、どのような状況においても常に重要なテーマであり、私たちが前向きに生きるための大切な指針となります。

「尊厳cafe」の特徴

ACEF Youthでは、尊厳を実際に体感したり、気軽に学ぶことができる「尊厳cafe」を開催しています。このカフェは、様々な世代のメンバーが参加し、日常の出来事を振り返りながら尊厳について語り合う場です。幅広いテーマに触れ、時には小さな幸せや迷い、さらには差別や命に関する重い話題まで、オープンなディスカッションが行われています。

例えば、これまでのカフェでは以下のテーマが取り上げられました。

- 1月: ピクサー映画「トイストーリー３」からロッツォの過去、オズの魔法使い
- 2月: トロッコ問題、善意と尊厳について、お年寄りに席を譲るべきか、本能と理性にまつわる考察
- 3月: 国際協力の現場からの視点
- 4月: 道徳の教科書の事例を通して尊厳を考える