UIA2011 TOKYO 111 Days Before 展が開催
この度、東京で「UIA2011 TOKYO 111 Days Before 展」が、2011年6月1日から6月29日まで開催されます。この展覧会は、今年の9月に予定されている第24回世界建築会議に向けたプレイベントとして位置付けられており、全世界からの建築家たちが一堂に会する機会となります。
災害を乗り越え、持続可能な未来へ
本展のテーマは「災害を乗り越え、一丸となって、新しい未来へ!」です。このメッセージは、東日本大震災の影響が残る中で、我々が連携し新しい社会の構築を目指すことを呼びかけています。基調講演には、著名な芸術家であるクリスト氏や、ブータン国首相のジグメ・ティンレー氏、日本の建築家槇 文彦氏などが登壇し、安全で持続可能な建築物や都市生活の未来についての考え方を共有します。
展覧会の内容と特徴
UIA2011 TOKYO 111 Days Before 展では、次の内容が紹介されます:
1.
UIA2011 東京大会の紹介:今後の世界建築会議に関する情報。
2.
東日本大震災復興支援活動:震災後の復興に向けた国内外の取り組みを展示。
3.
RYTAI-RYTAI リトアニア日本建築家EAST-EAST 3:リトアニアから来日する10名の建築家と、日本の建築家40名による作品を展覧します。
特に注目すべきは、リトアニアと日本の建築家による共同展示です。建築写真や図面が構成された布製のスクリーンが80本並ぶ予定で、異文化交流の一環として、建築の新たな視点を提案します。
この展覧会は、幅広い世代の建築家や建築関連団体が参加し、グローバルなネットワークの構築を目的としています。参加者は、すべての世代の建築家が一緒になって新しいメッセージを発信し、未来の建築に必要な「ソリダリティ(連帯)」を感じられる体験を得ることができるでしょう。
開催概要
- - 会期:2011年6月1日(水)~6月29日(水)
- - 会場:行幸地下ギャラリー(JR東京駅丸の内地下中央口より直結)
オープニングセレモニー
展覧会のオープニングテープカットは、2011年6月1日(水)18:30から18:45まで行われます。この機会に多くの方にお越しいただき、建築を通じた復興や未来のビジョンについて考える時間を共有してもらいたいです。
この展覧会は、国内外の建築界の現状を見つめ直し、共に未来を見据えた議論を促進する重要な機会となります。是非、足を運んでみてください。