2026年、その年はアメリカ合衆国にとって特別な意味を持つ。建国250周年という歴史的な節目を迎え、全土で多様な観光施設やイベントがオープン予定だ。アメリカの旅行業界を牽引する「ブランドUSA」は、日本人を含む世界の旅行者に向けて、新たな観光情報を発信中だが、その中には特に注目すべき内容が盛りだくさんだ。
南部地域から始めよう。テネシー州ピジョンフォージに、カントリーミュージックの巨星ドリー・パートンが手掛けるテーマパーク「ドリーウッド」には、世界初の屋内型複合アトラクション「ナイトフライト・エクスペディション」が2026年春に登場する。これは、ジェットコースターとラフティングを組み合わせたもので、夜空を背景にスリリングな体験ができるという。
次に、最近の旅の便利さを考えると、新たな国際線就航のニュースも見逃せない。アイルランドのエアリンガス航空がダブリンからノースカロライナ州への直行便を2026年4月に開設し、アメリカへのアクセスがより便利に。また、アメリカン航空の国際接続路線も充実し、旅行者にとって選択肢が広がるだろう。
フロリダ州タンパでは、新しい5つ星ラグジュアリーホテル「ペンドリー・タンパ」が2026年に開業する。デザイン性に優れた客室、スパ、ラグジュアリーレストランが揃い、タンパ湾の新しい観光名所として期待が高まる。
一方、ルイジアナ州では、地域の文化を紹介する「マルディグラ・ミュージアム」が新たな施設として再オープンする。来年の1月には、地域の伝統文化を通年で楽しむことができる展示やプログラムが充実する見込みだ。
さらに、フォートマイヤーズでは、ハリケーン「イアン」の復興を経て、観光名所であるサニベル島とキャプティバ島が完全に再開する。観光客の受け入れ準備が整い、再び美しいビーチやレストランを楽しむことができるようになる。
2026年には、家族向けの新しいテーマパークもオープン。テキサス州フリスコに誕生する「ユニバーサル・キッズ・リゾート」は、幼児から家族向けの体験型アトラクションが満載で、新たなファミリー旅行の目的地として期待されている。
西部では、ユタ州ソルトレイクシティにKLMオランダ航空が新たな直行便を開設予定だ。欧州からロッキー山脈へのアクセスが良くなることで、アウトドア体験や観光がより楽しみやすくなるだろう。
サンディエゴ近郊には、ゲイロード・ホテルズの新たなリゾートが誕生する。また、2026年にはサンディエゴ海軍創設250周年に際して、史上初のNASCARウィークエンドイベントが開催される予定だ。これは観光名所となることが予想され、地元の文化と歴史に触れる絶好の機会となる。
このように、2026年はアメリカの各地で数多くの新たな観光スポットやイベントが待ち受けている。アメリカ国内外からの旅行者は、この機会を逃さず、歴史と文化を肌で感じる旅に出かけてみてはいかがだろうか。ブランドUSAの公式ポータルサイト「AmericaTheBeautiful.com」には、最新の観光情報が続々とアップされていますので、ぜひチェックしてみてほしい。アメリカ各地に散らばる新しい魅力に触れることで、2026年の特別な季節をもっと素晴らしいものにしてみてはどうだろう。ぜひこのチャンスを生かして、アメリカの歴史と文化を直接体感してみてほしい。手に触れ、目で見て、心で感じる旅が待っている。今後も続々と発表される情報を楽しみにしてほしい。