まもなくやってくる夏休みは、受験生にとって、秋以降の飛躍につながる重要な期間です。河合塾の大学入試情報サイト『Kei-Net』では、この貴重な40日間を最大限に活用するための戦略を、合格を勝ち取った先輩たちの経験に基づいて公開しています。
先輩たちの夏休み、学習時間は平均8.6時間!
河合塾生のアンケートによると、昨年の夏休み期間中の学習時間は、平日は平均7.8時間、休日は8.6時間だったそうです。特に休日は、8割以上の学生が7時間以上の学習時間を確保していたとのこと。夏休み期間中は、まとまった時間を有効活用して、集中して学習に取り組む学生が多いことが分かります。
しかし、夏休み中は生活リズムが乱れがち。学校がある時と同様に、朝型のリズムを維持することが大切です。学校の補習や塾の夏期講習を朝から受講するなど、生活リズムを整え、コンスタントに学習できるよう心がけましょう。
基礎固めと苦手科目の克服がカギ!
「夏休みは、志望校の過去問に挑戦するぞ!」と考えている人もいるかもしれませんが、ちょっと待ってください。過去問に取り組む前に、しっかりと基礎固めができているか、苦手科目は克服できているかをチェックすることが重要です。
Kei-Netの特派員アンケートでも、夏休み期間中に取り組んだ内容の上位には、これまでの復習や苦手科目の克服、基礎固めが挙げられています。基礎がしっかりしていないと、過去問などの応用問題を解くことはできません。英単語や文法、公式や法則を理解し、使いこなせるようになっているか、まずは確認しましょう。同時に、苦手な科目の克服も重要な課題です。模試などを活用して、苦手科目や分野を特定し、対策を進めていきましょう。
オープンキャンパス情報も充実!
Kei-Netでは、全国の大学・短大のオープンキャンパス情報を、開催日程はもちろん、参加時のコツや持ち物など、役立つ情報とともに公開しています。気になる大学があれば、ぜひチェックしてみてください。
夏休みは、受験勉強に集中し、自分の可能性に挑戦する絶好のチャンスです。先輩たちの経験を参考に、計画的に学習を進め、充実した夏休みを過ごしましょう。