宇宙旅行を楽しむ新たな拠点、Space Travelium TeNQ
東京のランドマーク、東京ドームシティに新たな宇宙体験施設『Space Travelium TeNQ(スペーストラベリウムテンキュー)』が誕生します。この施設は、未来の宇宙旅行を体験できることに加え、教育や交流の場としても機能する多機能なエンターテインメントスペースです。
開業日と施設概要
2024年11月22日にオープン予定の『Space Travelium TeNQ』は、約2,600㎡の広さを持ち、東京ドーム内の「黄色いビル」の6Fに位置します。ここでは、宇宙をテーマにした展示、VR体験、カフェ、ショップなどが展開され、訪れる人々にさまざまな体験を提供します。
施設の名称の由来
名称の「Space Travelium」は、“未来の宇宙旅行を楽しむ場所”というコンセプトに基づいています。この名称には、過去8年間親しまれてきた「宇宙ミュージアム TeNQ」という名前が引き継がれています。「TeNQ」という言葉は、宇宙に関連する展示だけでなく、感謝の意を込めた響きがこめられています。具体的には「天」「展」「点」といった宇宙の側面や、「探求」「問い」「好奇心」といった学びの要素が含まれています。
ロゴデザイン
施設のロゴデザインは、宇宙空間を自由に旅するイメージを反映しています。丸や曲線が、ロケットや星の軌跡を連想させるデザインとなっており、宇宙空間を象徴します。このデザインは、MARUYAMA DESIGNの丸山智也氏が手掛けています。
提供する体験
『Space Travelium TeNQ』では、特にVRを利用した宇宙旅行体験が注目されています。「THE MOON CRUISE」と題されたこの体験では、来場者はロケットに乗り込み、美しい地球や宇宙の景色を眺めながら月を目指します。月に到着すると、月面を歩きながら観光や写真撮影を楽しむことができます。
教育プログラム
施設内では、子供たちの好奇心を刺激する探究テーマに基づいた教育プログラムも実施されます。幅広い分野からサイエンスやアートなどを組み合わせた内容で、学びの機会を提供します。特に、東京大学の村山教授がアドバイザーとして参画しており、さまざまな展示や特別授業が期待されています。
さらなる協力
展示の協力を行うのは、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)や、一般社団法人スペースポートジャパン、またVR制作には株式会社STYLYが関与しています。多様な専門家の協力を得ることで、より質の高い体験が提供されるでしょう。
まとめ
宇宙旅行や教育に興味がある方々にとって、『Space Travelium TeNQ』は必見のスポットです。未来の宇宙旅行を体験し、学びながら興味を深めることができるこの場所は、家族や友人と共に楽しい時間を過ごすことができる新たな交流の場となることでしょう。ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。