観光防災と地域活性化
2025-08-29 14:05:11

リベルタが南木曽町で持続可能な観光地を育成する取り組み

リベルタが南木曽町で持続可能な観光地を育成する取り組み



リベルタ株式会社が、長野県南木曽町における「持続可能な観光地づくり推進事業」の委託事業者として採択されました。この取り組みは3年連続で行われており、リベルタは観光まちづくりの実行支援パートナーとして、全国の自治体や観光地域づくり法人(DMO)と連携しながら、インバウンドの課題解決に挑んでいます。

観光防災をテーマにした支援活動



今年度の重点テーマは「観光防災」で、これに基づき各活動が進められます。一般社団法人長野県観光機構は、この事業を通じて地域の持続可能な取り組みを可視化し、訪問者と地域住民の双方が選びたくなるような観光地を目指しています。リベルタは、2023年度よりこの取り組みに関与し、その目的や効果をDMOに向けて発信しています。

2024年度には、持続可能な観光セミナーを開催し、観光振興計画の策定に向けたアドバイザリー業務を受託することが決定しています。

インバウンド観光が進む中での課題



日本政府観光局の発表によると、2025年の訪日外国人観光客数は、2000万人を超える見込みです。これは過去最速のペースであり、観光業は今後自動車産業に匹敵する分野へ成長することが期待されています。しかし、自然災害、特に地震や豪雨による脅威に対して、訪日外国人をどう保護し、安心して滞在できる環境を整えるかが大きな課題となっています。

リベルタは、「日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)」に基づき、地域の観光資源や関連課題の整理を進めています。それにより、訪問者が安全に観光できるよう、実用性の高い災害対策を南木曽町と共同で策定しています。

地元の期待に応える取り組み



南木曽町観光協会の山田茉央氏は、リベルタとの協力に感謝の言葉を述べています。特に中山道を訪れる外国人観光客が多いこの地域で、観光防災をテーマにしたワークショップを策定していることに期待が寄せられています。リベルタの地域貢献の姿勢は、観光の振興だけでなく、地域全体の発展にも寄与しています。

安全・安心な観光地を目指して



リベルタ株式会社の地域開発事業責任者、林美希子氏は、観光防災ワークショップの実施について触れています。山間部での土砂災害や水害リスクへの対応は、特にインバウンドが増加している今、非常に重要です。地域からの相談を受けつつ、持続可能な観光の視点を組み込んだ制度設計を進めることで、南木曽町の観光防災体制の整備が進むでしょう。

まとめ



今後もリベルタは、持続可能な観光地づくりに努め、安心して訪れることのできる環境を提供していきます。観光客と地域住民の両者が共に恩恵を享受できる仕組みを整えるための努力は、引き続き続けられることでしょう。地域を支えるこの取り組みが、次世代へ繋がっていくことを期待しています。


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会社情報

会社名
リベルタ株式会社
住所
東京都新宿区南町15-206
電話番号
03-6265-3294

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