ベイコスメティックスの新戦略
2025-10-01 16:53:39

ベイコスメティックスがサンパックをM&A、製造体制を強化し新展開へ

ベイコスメティックスがサンパックを子会社化



化粧品・医薬部外品のOEM事業を手掛ける株式会社ベイコスメティックスが、の合同会社サンパックを完全子会社化した。このM&Aによって、ベイコスメティックスは製造体制を一段と強化し、顧客へのサービス向上に注力する。

1. M&Aの背景と目的


ベイコスメティックスは、消費者ニーズの多様化および市場の成熟化に対応するため、化粧品製造の業務を一層効率化する必要があった。多様化する製造ニーズに応えるため、サンパックの持つ高い製造技術を取り入れることで、より柔軟かつ効果的な製造サービスを提供する狙いがある。これにより、月産130万本から次第に200万本への増産を計画している。

2. 製造体制の強化


新たに加えられたサンパックとの提携により、充填ラインは7ラインに拡充され、より多様な製品に対応できる道筋が整った。大規模な製造釜を導入することで大ロットのバルク製造が可能となり、ヘアケアやボディケアなど様々な商品に対する需要にも迅速に応えられる体制が整う。このような生産能力の増強を図ることで、顧客に対してよりストレスの少ない製造対応を実現し、スピードと品質を兼ね備えたサービスの提供を目指す。

3. 今後の展望


今後、ベイコスメティックスは国内市場における事業基盤を強化しつつ、海外市場への進出にも積極的な姿勢を持っている。グローバルな製造ニーズに応えるため、品質と技術力を武器に世界へ製品を届ける計画がある。メイドインジャパンの品質を海外市場に展開することで、信頼されるパートナーとしての役割を担っていく。

4. 代表のコメント


株式会社ベイコスメティックスの代表取締役、加藤聡太氏は「サンパック様を迎え入れることができたことを大変嬉しく思う。両社のシナジーを最大化し、お客様のブランドの成長を支えていきたい」と語っている。

5. ベイコスメティックスの特長


株式会社ベイコスメティックスは、単なる製造受託に留まらない「課題解決型OEM」を掲げている。「企画」「製造」「コスト」「スピード」「海外進出」という5つの壁を独自のソリューションで突破し、クライアントのニーズに応え、市場での成長を図る。高い技術力と新たな製造体制を持つサンパックとの提携により、さらなる成長が期待される。

6. サンパックの専門性


合同会社サンパックは、大阪・岸和田を拠点に化粧品や医薬部外品の製造に特化したプロフェッショナル集団である。長年の経験に裏打ちされた製造技術と、高い柔軟性で顧客の要望に応える能力を有しており、多くのメーカーから信頼を寄せられてきた。今回のM&Aにより、両社の資源を最大限に活用して、業界の品質を支える重要な役割を果たすことになるだろう。

ベイコスメティックスは、今後の発展に向けた新たな一歩を踏み出し、業界全体の標準を引き上げるパートナーとしての役割を期待されている。


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会社情報

会社名
株式会社ベイコスメティックス
住所
大阪府泉佐野市下瓦屋3-3-27
電話番号

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