ThinkerとNECが化学実験の自動化に挑む
大阪を拠点にする株式会社Thinker(シンカー)が、NECとの共同プロジェクトを通じて化学実験の自動化を目指す取り組みがスタートします。この取り組みは、東京都のオープンイノベーション促進事業『Tokyo Cross Lab』に採択されたことを受けて始まったものです。
近接覚センサーとロボットハンド技術の融合
Thinkerは、独自開発した近接覚センサーを応用したロボットハンド技術に特化した企業です。このプロジェクトでは、NECの我孫子事業場を拠点に、Thinkerのセンサー技術とNECの豊富な実験環境、さらにはマテリアルズ・インフォマティクス(MI)のノウハウを活用し、化学実験の工程自動化を実現します。
この取り組みにより、研究開発現場におけるロボットの利用可能性を広げることを目指します。NECからは、Thinkerのロボットハンドが化学実験における自動化のニーズにぴったり合致していることが期待されています。
社会実装を視野に
これまでThinkerは製造現場でのロボット導入を進めてきましたが、今後は研究開発や実験の分野にも本技術を応用していく方針です。NECとの協業を通じて、化学・材料系実験でのロボットの役割が増していくことを期待されています。
Thinkerは、こうした革新を促進することで、現場での課題解決だけでなく、ユーザーにとってのロボットの親しみやすさを大切にしていきます。人とロボットが共生する未来への一歩を踏み出すのです。
会社概要
株式会社Thinkerは、2022年に設立された企業で、代表取締役兼CEOの藤本弘道氏が率いています。ロボットが自ら考え、判断する社会を目指し、実用的かつ進化したロボットハンドの開発に邁進しています。
- - 住所: 大阪府大阪市中央区久太郎町4丁目1−3 大阪センタービル6F-188
- - 公式サイト: Thinker公式サイト
Thinkerは今後も研究と開発に力を入れ、社会に対してより良い技術の提供を続けていくでしょう。ロボット技術の進化が私たちの生活をどのように変えてくれるのか、注目が集まっています。