海外校の読書環境向上
2025-02-21 11:29:57

「Yomokka!」が海外の日本人学校で4,000人超の利用を達成

読み放題型電子図書館「Yomokka!」あらたな波を呼ぶ



株式会社ポプラ社が提供する読み放題型電子図書館「Yomokka!」が、海外の日本人学校において利用者数が4,000人を超えたという嬉しいニュースが舞い込んできました。このサービスは、小学校や中学校の生徒に豊かな読書体験を提供し、離れた地でも日本語での学びを支えているのです。

「Yomokka!」の誕生と特徴


「Yomokka!」は“いつでも、どこでも、好きなだけ!”というコンセプトのもと設計されています。この電子図書館では、同じ本を複数の人が同時に読むことが可能なため、学校での読書タイムや調べ学習の場において大変役立っています。

現在、「Yomokka!」ではポプラ社と提携している40社から提供される4,500冊以上の作品をラインナップしており、多種多様な興味に応えることができるのが強みです。

海外の教育施設への普及


昨今、在外教育施設(日本人学校や補習校など)では日本語の書籍が手に入りにくく、これが在外生活を送る子供たちにとっての大きな課題となっています。そこで、2022年6月よりポプラ社は「Yomokka!」を代理店を通じて在外の日本人学校に提供し始めました。その結果、13ヵ国にわたる24校で4,000人以上の学生がこのサービスを利用するに至っています。その利点は、インターネットがあればどこでもアクセスできるため、日本語に触れる機会が増えるという点です。今後もこのサービスを導入する学校は増える見込みです。

導入校の声


台北日本人学校にて「Yomokka!」を導入している田中淳也先生は、「Yomokka!」の導入により本校の読書環境が飛躍的に向上しましたと述べています。インターネット環境さえあれば多彩なジャンルの書籍にアクセスできるため、特に日本語の書籍を入手しにくい環境でその利点は大きいとのことです。このように、同じ本をクラス全員で同時に読めることにより、読書体験の共有も容易になります。

「Yomokka!」導入をお考えの教育施設へ


「Yomokka!」に興味をお持ちの在外教育施設への情報提供も行っており、ぜひ代理店を通じてお問い合わせいただきたいと思います。公式サイトには、詳細な情報やお問合せフォームがありますので、気になる方はぜひご確認ください。

また、ポプラ社が展開している「MottoSokka!」という本と学びのプラットフォームとも連携し、読書体験の幅を広げる努力も続けています。

未来への期待


ポプラ社は「こどもの学び事業『こどもっとラボ』」を通じて、子供たちの好奇心を育て、「あそびをもっと、まなびをもっと。」をモットーに様々な情報を提供し続けています。その中で「Yomokka!」は、子供たちに新しい読書体験をもたらし、将来的に日本語を維持するための貴重なツールとして期待されているのです。このような取り組みを通じて、日本にいる、新しい国にいる子供たちも、しっかりとした基盤のもと育っていけるでしょう。

今後も「Yomokka!」の進化を見守りながら、海外で学ぶ子供たちの成長を支える活動に注目していきたいと思います。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
株式会社ポプラ社
住所
東京都品川区西五反田3丁目5番8号JR目黒MARCビル12階
電話番号
03-5877-8101

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。