Rosic人材マネジメントシステムの新たな一歩
Rosicは、企業の人材マネジメントを支援するための新機能「Rosic Analyticsシリーズ」をリリースしました。このシステムは、2003年からご提供されており、現在では150社以上の優良企業で活用されています。人材マネジメントの重要性が高まる中、その機能の拡充が求められていました。
背景とニーズ
タレントマネジメントシステムのブームが始まってから約20年、企業は人材管理の効率化を追求しています。Rosicはこれまで、情報の蓄積と提供、プロセスの効率化を目指し、多様な機能を提供してきました。近年、特に経営層から「より効果的に経営に貢献できるシステム」の要望が高まり、この声に応える形で新機能の開発が進められました。
新機能の概要
「Rosic Analyticsシリーズ」は、従来の人事分析機能を大幅に強化し、新たに要員や人件費に関するシミュレーション機能を追加しました。具体的には、以下の機能を備えています。
1. ポートフォリオ分析
ユーザーは任意の項目を軸にして人材の相関性を分析できるほか、視覚的に理解できるよう色分けされた属性を利用して3次元での可視化を実現しています。詳細な個人情報にもアクセスできるため、個々の人材の強みを把握しやすくなっています。
2. 要員推移分析
指定した基準日時点での要員構成を時系列に可視化し、過去から現在にかけての変化を明確に把握できます。これによって、どのような要因が要員の変動に影響しているのかを分析することが可能になりました。
3. 要員シミュレーション分析
過去の実績を基に、将来の要員の変化を予測します。複数のシナリオを設定することで、さまざまな状況を想定した要員予測が行えます。
4. 人件費シミュレーション分析
要員シミュレーション結果を踏まえて、未来の人件費を予測します。これにより、予算編成や人件費の分析が一層効率的に行えるようになります。
5. 経営指標分析
人員構成や人件費の推移と会社が重視する重要な数値との関係を可視化します。これにより、経営管理に必要な情報が一目で把握しやすくなります。
実績と評価
新機能はリリース前にパイロットユーザーに使われ、高い評価を獲得しています。「根拠が明確な予測を行うことで、仮説検証が可能になり、マネジメントのクオリティが向上した」という声も寄せられています。すでに複数の受注を受けており、今後の拡販も期待されています。
今後の展望
Rosicは、Excelを使った手作業でのデータ分析に依存している企業にも、この新機能を提案し、導入を進める考えです。また、同社は分析に時間をかけるのではなく、考える時間を確保するためのセミナーも開催予定です。これは、経営に必要な情報を提供したいと考える方にとって、有益な機会となるでしょう。
満を持して登場した「Rosic Analyticsシリーズ」は、企業の人材マネジメントを一手に支え、さらなる成長を促すための強力なツールとなります。興味のある方は、ぜひ公式ウェブサイトを訪れてみてください。
Rosic公式サイトはこちら
セミナー情報
日時: 2017年10月26日(木) 15:30~17:30(開場15時)
場所: インフォテクノスコンサルティング株式会社セミナールーム(四ツ谷)
詳細・お申込み:
こちらから