新感覚の触感絵本『いたいの、とんでけ！くまのこちゃん』が登場！

新感覚の絵本『いたいの、とんでけ！くまのこちゃん』がお目見え

新たに発売された絵本『いたいの、とんでけ！くまのこちゃん』は、子どもたちにとって楽しい体験を提供する画期的な内容となっています。この絵本は、単に読むだけではなく、読者が参加できるという点が大きな特徴です。なぜなら、くまのこちゃんが体験するさまざまなトラブルを解決するために、子どもたちが直接手をかけることが求められるからです。

絵本の概要

この絵本では、くまのこちゃんが耳や足の裏、おなかなどに痛みやかゆみを抱えており、読者がそのお手当てをしてあげるストーリーが展開されます。たとえば、「くまのこちゃん、おみみがかゆいんだって！おみみをかいてあげましょう。」や、「今度はあしのうらに、とげがささっちゃったみたい！」といった具合に、次々と登場するお悩みを解決しながら、物語は進んでいきます。やさしくさすってあげたり、とげを抜いたりして、痛みを癒していく楽しさが読者を飽きさせません。

触感を楽しむ

その魅力のひとつは、各見開きごとに異なる素材が使われている点。ふわふわ、つるつる、さらさらなど、さまざまな触感を楽しめるため、子どもたちは遊びの中で物語に没入できます。実際に手でさわりながら進めるこの絵本は、親子でのコミュニケーションを深めるツールにもなります。特に、寝る前の「おやすみ」セッションにぴったりです。お手当てが終わって「もうだいじょうぶだよ」と言ってあげることで、心地よい眠りに導くお手伝いができます。

書籍情報

『いたいの、とんでけ！くまのこちゃん』は、アヌスカ・アレプスさんの絵によって創り上げられた絵本で、出版社は株式会社岩崎書店です。定価は1,650円（本体1,500円＋税）で、判型はB5変型判。ページ数は10ページとコンパクトですが、内容は非常に充実しています。

発売日は2024年11月15日。手触りの楽しさやストーリーの楽しさが詰まった一冊は、子どもたちに新しい遊び方を提案し、想像力をかきたてます。